サーカ・ウェーヴス、4月発売の3rdアルバムから「Movies」のMVを公開

4月にニュー・アルバム『ワッツ・イット・ライク・オーヴァー・ゼア?』をリリースするサーカ・ウェーヴス(Photo by PRESS)

英リヴァプール出身の4人組ロック・バンド、サーカ・ウェーヴスが4月5日に待望のニュー・アルバム『ワッツ・イット・ライク・オーヴァー・ゼア?』をリリース。その収録曲から、「Movies」のMVが公開された。

1960年モデルの赤のオープン・タイプのマスタングに乗ったメンバーが、様々な映画にインスパイアされた役をそれぞれ演じている今回のビデオについて、フロントマンのキエラン・シュッダルは次のようにコメント。「僕たちが子供の頃好きだった映画の要素を取り入れていて、映画というものを祝福する思いを込めた、あまり音楽業界をクソ真面目に捉えすぎないためのビデオなんだ。とにかく楽しむことを第一に、バジェットのほとんどを衣装代につぎ込んだよ。おかげで将来メンバーの誰かがハリウッド進出を狙うときに使えるショーリール代わりの作品に仕上がっているよ」。



通算3作目となるニュー・アルバム『ワッツ・イット・ライク・オーヴァー・ゼア?』は、前作に引き続き敏腕音楽プロデューサーのアラン・モウルダー(スマッシング・パンプキンズ、アークティック・モンキーズ、フー・ファイターズ、ザ・キラーズ)とタッグを組んでおり、前作のヘヴィなロック路線と1stのポップ路線が合わさったような、新しいサウンドが誕生している。アルバムからは、新たなプログレッシヴ・サウンドへの挑戦が感じられる「Be Somebody Good」のMVも公開中だ。



同じく新たな息吹が感じられるのが「Sorry I’m Yours」で、「Me, Myself & Hollywood」ではサーカ・ウェーヴス流のR&Bへの愛が表れている。一方で「Times Won’t Change Me」はピアノを主軸にした、ビートルズからの影響が感じられる1曲。サマーソニックに過去3回出演するなど親日家でもある彼らだけに、今作を引っさげた再来日にも期待が高まる。



<来日公演情報>

サーカ・ウェーヴス 『ワッツ・イット・ライク・オーヴァー・ゼア?』

サーカ・ウェーヴス
『ワッツ・イット・ライク・オーヴァー・ゼア?』
レーベル:Prolifica Inc. / Hostess
海外発売日:2019年4月5日(金)
※日本盤は追ってご案内

収録曲:
01. What’s It Like Over There?
02. Sorry I’m Yours
03. Times Won’t Change Me
04. Movies
05. Me, Myself & Hollywood
06. The Way We Say Goodbye
07. Be Somebody Good
08. Passport
09. Motorcade
10. Saviour

Rolling Stone Japan 編集部

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