ビビオ、最新作『Ribbons』より自ら監督した「Curls」のMVを公開

ニューアルバム『Ribbons』をリリースするビビオことスティーヴン・ウィルキンソン(Courtesy of BEATINK)

聴く者の記憶や、心に浮かぶ情景に寄り添う心温まるサウンドで、幅広い音楽ファンから支持を集める英ウエスト・ミッドランズ在住のプロデューサー、ビビオ。4月12日にリリースされるニューアルバム『Ribbons』から、新曲「Curls」のミュージックビデオが公開となった。

「Curls」は『Ribbons』からの先行シングルで、公開と同時に多くのファンの心を一瞬で鷲掴みしたビビオの新境地ともいえる名曲。映像のディレクションは、ビビオことスティーヴン・ウィルキンソン自らが務めているという。



スタジオ作品としては2016年の『A Mineral Love』以来となる本作。作曲・作詞、歌唱、そしてほぼすべての楽器を自ら演奏するビビオだが、今回はマンドリンやバイオリンなどにも挑戦し、そこから生まれた民族音楽的メロディーが新たな表情を楽曲に加えている。自身が大きく影響を受けていると語る60年代、70年代スタイルのフォーク・ミュージック、とりわけイギリスやアイルランドのアシッド・フォーク、そしてアメリカ西海岸のドリーミーなハーモニーの両方をふんだんに取り入れている一方、敬愛するJ・ディラやマッドリブらがサンプリングしたディオンヌ・ワーウィックや、ディー・ディー・シャープといったソウルミュージックへのオマージュも垣間見ることができる。

Bibioの最新アルバム『Ribbons』は、4月12日に世界同時リリース。国内盤にはボーナストラックとして「Violet」が追加収録され、歌詞対訳、さらに本人によるセルフライナーノーツを含む解説書が封入される。また、対象店舗にて国内盤CDを購入すると、先着でオリジナル・ギターピックがプレゼントされるほか、限定輸入盤LPはパープル・ヴァイナル仕様になるとのことだ。



<リリース情報>

Bibio 『Ribbons』

Bibio
『Ribbons』
発売日:2019年4月12日(金)
レーベル:WARP RECORDS/BEAT RECORDS
品番:BRC-593

=収録曲=
01. Beret Girl
02. The Art Of Living
03. Before
04. Curls
05. Ode To A Nuthatch
06. Watch The Flies
07. It’s Your Bones
08. You Couldn’t Even Hear The Birds Singing
09. Pretty Ribbons And Lovely Flowers
10. Erdaydidder-Erdiddar
11. Frankincense And Coal
12. Old Graffiti
13. Patchouli May
14. Valley Wulf
15. Quarters
16. Under A Lone Ash
17. Violet *Bonus Track for Japan

Rolling Stone Japan 編集部

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