どのコースも、平均24回のレッスンで構成されており、1回のレッスンはだいたい10~12分。教材をダウンロードしてオフラインで読むこともできる。生徒は365日24時間アクセスできるので、いつでもどこでも授業を受けられる。
MasterClassのアプリからも受講可能。トップクラスの才能に触れられるだけでなく、便利で手軽に受けられるサイトを目指しているという。
MasterClass以外にも、音楽家の才能をフルに生かした数々のオンライン学習サイトがある。
Udemyはそうしたサイトの中でも特にリーズナブルで、音楽理論や「実践型」のクラスが
1回10ドルから受講できる。もっと本格的にミュージシャンを目指すなら、
Courseraがおすすめ。かの有名なバークリー音楽大学と提携し、作曲や音楽制作の講座を多数取り揃えている(全講座の詳細は
こちらから)。MasterClassがセレブ講師をウリに生徒を集めているのに対し、Courseraでは世界中の大学や教育機関の指導者たちが講師を務めている。このサイトではまた、ビジネス、コンピューターサイエンス、データサイエンスのオンライン単位習得制度を設けている。
MasterClassで現在開講している講座は50以上。1回のレッスンの受講料は90ドルだが、180ドルの無制限パスを購入すれば、すぐに全講座を受講することができる。今なら、
セレナ・ウィリアムスによるテニス講座、
ナタリー・ポートマンの演技講座、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したばかりのジミー・チン(
クライミングをテーマにした映画『Free Solo』でオスカーを手にした監督)による、
アドベンチャーフォト講座などを受講できる。
中でも注目なのが、
デイヴィッド・アクセルロッドとカール・ローヴによる、宣伝戦略とメッセージング講座。それぞれバラク・オバマとジョージ・W・ブッシュをホワイトハウスへ導いた経緯について、各々の立場からディスカッションするという内容だ。