中川翔子インタビュー「もしかしたら5年どころか人生丸ごと詰まっているかもしれない」

―SNSの話も出ましたが、新曲「六畳間から、世界へ」はYouTuberのスカイピースさんとのフィーチャリング楽曲になっています。このコラボはどのような流れで実現したのでしょうか?

中川:子ども達がYouTuberになりたいって言っているのを間近で見ていたのもあって。スカイピースさんって本当に陽キャの2人なんですよ。ネットって昔は隠のイメージがあったと思うんですけど、今は陽キャの人が発信するエネルギーに元気をもらえる場所にもなりましたよね。2人とは年齢がひとまわり違うんですけど、同じようにネットから生きる力を見いだした共通項があったので、今回のコラボが実現して、レコーディングもすんなりと行きました。☆イ二☆君が元々「しょこたんさんと一緒にお仕事したいです!」ってDMで何度も送ってくれていたというのもあって。すごい良い子なんですよ! 焼肉とか食べさせてあげたいくらい(笑)。



―エンタメの形も変わっていく中で、中川さんはYouTuberについてどんなことを考えていますか?

中川:毎日の疲れたなとか、しんどいなっていう気持ちをYouTuberさんが癒してくれていて。私にとっては心のマッサージみたいになっていますね。個人的には、ゾゾゾさんっていう心霊系のチャンネルが好きで、繰り返し何回も見ちゃいました。シーズン2が発表された時も、嬉しくてめちゃくちゃ声出ちゃったくらいで。YouTuberさんの動画見ながら食べるご飯って1人でも美味しく感じるんですよね。そうやって彼らって色んな人を助けてると思うんですよ。だから子どもが目指すのもわかるし、人を元気にするっていうのはエンタメの根源なので今まさに必要な存在ですよね。

―プラスのエネルギーを発信するという点では、中川さんの活動と共通している部分が大きいのではないでしょうか?

中川:私のブログも、そもそもは呪いの言葉を書こうと遺書のつもりで始めたんです。だけど、何とか踏みとどまって。だったら明るい遺書として、何かを褒めたり自分が好きなことを書き残そうって何となくマイルールを作って始めたんですけど、それで本当に正解でした。これからも、自分の生きた証を残すことは続けていきたいなと思っています。

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