ワーナー・ブラザーズは現地時間20日、2021年に米配信サイト「HBO Max」(日本でのサービス開始時期は未定)にて、ザック・スナイダー監督による「スナイダー・カット」こと『ジャスティス・リーグ』ディレクターズカット版を公開するとアナウンスした。
ザック・スナイダー監督は声明にて、「アーティストを支援し、彼らの真のヴィジョンを実現させようとする勇気ある姿勢を見せてくれたHBO Maxとワーナー・ブラザーズに感謝したい。そして、それを実現へと導いた"スナイダー・カット"運動に関わってくれた人々へもとても感謝している」とコメントした。
『マン・オブ・スティール』、『アクアマン』、『ワンダーウーマン』や、『バットマンvsスーパーマン』など多くの作品を含むDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)作品のファンたちは、2018年から“スナイダー・カット”の公開を求めてロビー活動を行なってきた。当時ザック・スナイダー監督は、自身の娘が亡くなったことをきっかけに、本作の監督を途中降板。ジョス・ウェドンが代わりとなり、オリジナルの映像を大幅に短縮、様々な要素を変更した作品を公開する運びとなった。ウェドンによる作品は最終的な評価も極めて低く、興行収入も予想を大幅に下回った。