痴漢疑惑の米俳優、性的暴行容疑で新たに訴えられる

キューバ・グッディング・Jr(Photo by Mark Lennihan/AP)

オスカー俳優キューバ・グッディング・Jrが、2013年に1人の女性を2度にわたってレイプしたとして、現地時間18日に民事訴訟を起こされた。グッディングは昨年、ニューヨークのバーで女性に対して痴漢行為をはたらいた容疑で告訴され、初公判待ちの状態だった。

ヴァラエティ誌によると、原告の匿名女性はグッディング被告が宿泊していたニューヨークのマーサー・ホテルの客室で事件が起きたと主張している。訴えによると、被告はホテルで1杯飲もうと彼女と彼女の友人を誘ったが、先に着替えたいからと言って原告の女性を部屋に連れ込んだという。

訴えによると、被告が服を脱ぎ始めたので、原告の女性は友人を迎えに行くために部屋を出ようとしたが、被告に阻まれたという。彼女は何度もやめてと言ったが、被告にレイプされた。原告の女性いわく、被告からは2度レイプされたそうだ。

グッディング被告の弁護士、マーク・ジェイ・ヘラー氏は訴えを否定。「申し立てはまだ手元に届いておりませんが、告発はまったくの嘘、偽証です」とヴァラエティ誌に述べた。「彼が不適切な行為を行ったという主張こそ完全に不適切で、かつ事実無根です」

女性はグッディング被告が、性別による暴力の被害者を保護するニューヨーク市の条例「性別を原因とする暴力被害者の保護法」に違反したとして訴えを起こしている。

グッディング被告は2019年にも痴漢行為で訴えられ、初公判を控えている。ニューヨークの複数のナイトクラブで3人の女性に個別に痴漢行為をしたとして、6件の強制接触および性的暴行の罪で訴えられている。2019年の訴訟に関して、グッディング被告は無罪を主張している。

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Translated by Akiko Kato

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