キャンプ中に妻を殺害、バラバラ猟奇殺人事件の真相 米

Photo by Tayfun Coskun/Anadolu Agency/Getty Images



無罪を主張する夫

10月19日、ジョセフは警察の取り調べで、今回の旅が想定していたようなのどかな秋の行楽ではなかったことを明らかにした。彼の話では、2人はボルトン到着後に口論を始めた。公開された刑事起訴に記載されている供述によれば、姉カップルとしばらく一緒に過ごした2人はその夜キャンプカーに戻り、口論の続きを始めた。ジョセフの話では、その間、妻は夫の腕や股間を殴ったり蹴ったりしたという。ほとぼりがさめると、エミリーさんは車内のベッドに横になった。ジョセフの自供によれば横になっていたのは5~10分で、彼は棚から拳銃を掴むと「彼女の上に馬乗りになって」頭部に2発発砲した。

供述によれば、妻を射殺した後ジョセフはパニック状態になった。ゴミ袋を彼女の頭にかぶせて血を受け止め、遺体を車内のバスルームに運んだ。彼はそこへ遺体を放置したまま、Ben & Jerry’sのアイスクリーム工場が見学できる観光地ウォーターベリーで姉カップルと朝食を取った。彼は朝食後キャンピングカーをセント・オールバンズにある友人宅に移動し、そこで遺体をバラバラにした。ノコギリを使ってエミリーさんの両手首と足首、両脚を切断した、と警察に語った。作業が終わると、彼はバラバラにした遺体をゴミ袋に入れてキャンピングカーに放置した。

警察はキャンピングカーの中から8つの袋を発見。そのうちの1つには、足首のない切断された人間の脚のようなものが、残りには人間の死体と思しきものが入っていた。警察は検視のため、袋を検視官に送った。

ジョセフ・フェルラッゾ被告は10月20日の罪状認否で無罪を主張した。公選弁護人に任命されたマシュー・ヴァレリオ氏は、ローリングストーン誌のコメント取材にこう答えた。「自らに与えられた憲法上の権利と弁護を総動員すれば、フェルラッゾ氏は法的には無実です」とヴァレリオ氏。「州が合理的疑念を払拭して事件を証明する、あるいは依頼人が権利を放棄して主張を変えようと決意するまでは、依頼人の立場は変わりません」

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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