米カンザス州の元教師が、過去10年間にわたってシリアで過激派組織「ISIS」に参加し、女性部隊を指揮していたとして米連邦検察に起訴された。【写真を見る】頭部を切断された米陸軍特殊部隊隊員米司法省によると現地時間29日、42歳の米国人、アリソン・フルークエクレンを外国テロ組織への物質的支援および共謀の罪で起訴。フルークエクレンはシリアで拘束され、28日に身柄を米連邦捜査局(FBI)に引き渡された。
ワシントン・ポスト紙によれば、フルークエクレンが2012年にシリアに「密航」して以降、フルークエクレンの夫もシリア入りし、ISISの狙撃兵となるが、空爆で死亡したという。その後、彼女はISISのドローン専門家と結婚したが、彼も死亡し、その後、シリアのラッカの軍事指導者と結婚した。その結婚後、フルークエクレンは自分の女性だけの大隊を与えられ、そこで100人以上の女性や子どもたちを指導した。AK-47アサルトライフル、手榴弾、自爆ベルトの使用方法などを教えていたという。
現地時間31日にバージニア州アレクサンドリアの連邦裁判所に初出廷する予定。有罪の場合、最高で20年の懲役刑となる。
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