EXIT、“お笑い”と“音楽”のハイブリッド演出で魅せた初ライブ

「EXIT GENESIS ~諸行無常のお歌の時間~」ライブ写真

EXITが2022年4月10日、初の音楽ライブ単独公演「EXIT GENESIS ~諸行無常のお歌の時間~」を東京ガーデンシアターにて開催した。オフィシャルレポートを掲載する。

華やかなオープニング映像が流れると会場のボルテージは一気に高揚。色とりどりに光るペンライトが客席を埋め尽くす中、DJ Ta-shiのスクラッチが始まるとともにステージにはミラーボールが登場し、水平さんをイメージした衣装を纏ったEXITの2人が登場すると大きな拍手が沸き起こった。昨年リリースしたミニアルバム『GENESIS』からリード曲の「SUPER STAR」や兼近が初めて作詞に挑戦したという「バナナナナバ」を連続して披露。数多くの音楽番組でパフォーマンスしてきただけあり、ダンサーとの息の合ったパフォーマンスを披露する2人にはすでに余裕さえ感じさせる。

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「みんな~! 会いたかったぜ~!! (りんたろー。)」というアーティストさながらの呼びかけでMCが始まると、そこはさすがのEXIT。客席は笑いに溢れ、「コントの一員だと思って楽しんでね! (兼近大樹)」という言葉に続けて、一人一人のアイデンティティの多用性を訴える「WHAT COLOR?(feat.明石家さんま)」を披露した。ラップに参加した明石家さんまのボーカルトラックはもちろんのこと、サビに合わせて変化するライティングやドラァグクイーンも彼らのステージを華やかに盛り上げた。

ダンサー紹介を挟んだのち、再びステージに戻ったEXITは、このステージのために用意したというコントも披露。芸人としての一面も見せつつ、コントのオチで次曲「PEN PEN PEN」へと繋げる“お笑い”と“音楽”のハイブリッドな演出で会場を沸かせた。

Rolling Stone Japan 編集部

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