「手を縛り意識がなくなるまで殴打」DV男の逃走劇、結末は... 米

誘拐の容疑がかけられていた立てこもり犯ベンジャミン・フォスターに対処する警察当局(SCOTT STODDARD/GRANTS PASS DAILY COURIER/AP)

米オレゴン州で女性を誘拐し暴行した罪に問われ、逃亡中に出会い系アプリを使っていたとみられる男が、自ら発砲して負った傷が原因で拘束中に死亡した。

【動画を見る】「極めて危険な人物」と当局から呼ばれたフォスター容疑者

ベンジャミン・オバデア・フォスター容疑者(36歳)は、オレゴン州グランツパスで1時間にわたり警察とにらみ合いを続けた末、1月31日(火)に拘束された。立てこもりが解除された後、フォスターは病院に搬送された。地元時間の火曜夜10時45分ごろ、グランツパス警察の広報官はフォスターが病院で死亡したこと、原因は自ら負った銃創だったことをオレゴン州メドフォードの地元局KTVLに語った。

フォスターが発砲したタイミングが立てこもり中だったのか、拘束中あるいは入院中だったのかは明らかにされていない。グランツパス警察のウォーレン・ヘンズマン署長は立てこもりの解除後、フォスター容疑者が「病院に搬送中で、まだ息がある」と地元紙グランツパス・デイリークーリエ紙に語っていた。

ローリングストーン誌はグランツパス警察にコメントを求めたが、代表者からはすぐに返答はなかった。

警察は約1週間にわたってフォスター容疑者を捜索していた。進展が見られたのは31日(火)で、報道によればその日の朝グランツパス周辺を子犬と散歩している姿が目撃された。当局は最終的に、容疑者が先週女性を殺害しようとしたとみられる家を包囲した。

Akiko Kato

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