菅田将暉、自身最大規模となる日本武道館公演で全21曲を披露「夢見心地です」

そして初めてバンドセットでの有観客披露となる「虹」は、スタンドマイクを握りながら、目を閉じて噛み締めるように歌うその姿に、ストリングス隊も加わったその優しい音色に、オーディエンスは万雷の拍手を送った。

自粛期間中に制作した「ギターウサギ」、ライブオリジナルアレンジでソファに座りながらホームな雰囲気で披露された「まちがいさがし」に続いて、「見たこともない景色」を披露していると、「一回止めまーす」と演奏を中断させて割って入ってきたのはアルコ&ピースの平子祐希。ツアー中はいつも映像でゲスト出演をしていたが、今回は平子先生として、生で菅田を歌唱指導。会場のボルテージを最大にして、「見たこともない景色」を披露した。



Vaundy提供の「惑う糸」、KNEEKIDSと共に作った「TONE BENDER LOVE」、そして菅田将暉の音楽活動をともに歩んできた「さよならエレジー」と披露し、会場は最高潮に。

「楽しませていただいています。夢見心地です。本当にありがとうございます。新しい曲をやろうかなと思います。Sundayカミデさんと作らせて頂きまして、ジャケットは岡山天音という俳優にお願いしました。凄い良い画を描いてくれました。今日皆さんが帰って、夜24時から聞けるようになっているので、どうぞよろしくおねがいします」というサプライズ告知で披露したのは、新曲「美しい生き物」。ミドルテンポで哀愁ある楽曲で、会場を暖かい雰囲気に包みこんだ。最後は本編1曲目で披露した「クワイエットジャーニー」改めて演奏し、本編を終了させた。

Rolling Stone Japan 編集部

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