indigo la End、結成13周年を全23曲で飾ったパシフィコ横浜公演

この日初めてのMCでは、結成13周年記念日の翌日にライブが出来る喜びと感謝を伝え、「1番新しい曲をやります」と先月に配信リリースされたばかりの楽曲「名前は片想い」を披露。切ない歌詞とメロディが胸に迫るindigo la Endの真骨頂ともいえるラブソングであるこの曲は、リリース後に各種サブスクリプションサービスのみならず、TikTok・InstagramといったSNSで多くのユーザーから支持を受け、スマッシュヒットを記録しており、新たなindigo la Endの代表曲となるであろう。



そのままの勢いで、「鐘泣く命」「夜明けの街でサヨナラを」「名もなきハッピーエンド」が披露されると会場の空気は更にヒートアップしていく。再び暗転になると、ピアノの音色と雨音が会場の雰囲気を一変させ、胸を締め付けるような恋心が綴られたバラードナンバー「夜の恋は」が始まる。川谷が傘をさしながらのパフォーマンスを披露し、さながら演劇を鑑賞しているかのように、その世界観を色濃くしていった。

この日20曲目となる「インディゴラブストーリー」を続けて披露すると、「最後に新曲をやって終わりたいと思います」と川谷が話し、新曲を初披露。花びらがステージに降りしきる美しい演出の中、哀愁帯びた歌詞とバンドの演奏が相まってエモーショナルなパフォーマンスで本編を締めくくり、大きな拍手の中、ステージを去っていった。

アンコールでは、ライブグッズを着用したラフな姿でステージに登場。「ロックバンドなのでギターをかき鳴らして終わりたいと思います」と川谷が話し、一心不乱にエネルギッシュな演奏で「知らない血」「Unpublished manuscript」とアンコールの2曲をパフォーマンス。「Unpublished manuscript」のアウトロでは、残る全ての力を出し切るかの如く、轟音を鳴らし、全楽曲のパフォーマンスを終えた。

舞台を去った後、ゲスの極み乙女との2マンイベント「馳せ合い vol.4」が大阪・大阪城音楽堂、「馳せ合い vol.5」が宮城・仙台GIGSにて開催されることが発表され、大きな拍手の中「蒼き花束 vol.3」は幕を閉じた。

【写真】indigo la End、パシフィコ横浜国立大ホール公演(全13枚)

写真:鳥居洋介

蒼き花束 vol.3
2023年2月25日(土)神奈川県 パシフィコ横浜国立大ホール
セットリスト
1. レナは朝を奪ったみたいだ
2. 想いきり
3. さよならベル
4. 渇き
5. 邦画
6. 雫に恋して
7. 夜行
8. さざなみ様
9. 夏夜のマジック
10. 彼女の相談
11. チューリップ
12. 心雨
13. アリスは突然に
14. ヴァイオレット
15. 名前は片思い
16. 鐘泣く命
17. 夜明けの街でサヨナラを
18. 名もなきハッピーエンド
19. 夜の恋は
20. インディゴラブストーリー
21. プルシュカ(新曲)
アンコール
知らない血
Unpublished manuscript



<リリース情報>

indigo la End
「名前は片想い」
配信中
https://indigolaend.lnk.to/namaehakataomoi

<ライブ情報>

馳せ合い vol.3 
2023年4月1日(土)東京・日比谷野外大音楽堂
時間:開場 17:00 / 開演 18:00
チケット:全席指定 7300円(税込)
出演:ゲスの極み乙女 / indigo la End
3/4(日)10:00~一般発売開始

馳せ合い vol.4
2023年6月29日(木)大阪・大阪城音楽堂
時間:開場 17:00 / 開演 18:00
チケット:全席指定 7300円(税込)
出演:ゲスの極み乙女 / indigo la End
2/25(土)21:00~ 藍モバイル会員先行 / FAN CLUB会員先行受付開始

馳せ合い vol.5
2023年7月1日(土)宮城・仙台GIGS
時間:開場 17:00 / 開演 18:00
チケット:全席指定 7300円(税込)
出演:ゲスの極み乙女 / indigo la End
2/25(土)21:00~ 藍モバイル会員先行 / FAN CLUB会員先行受付開始

indigo la End オフィシャルサイト:https://indigolaend.com/index2.php

Rolling Stone Japan 編集部

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