アンジュルム初の横浜アリーナ単独公演で竹内朱莉卒業、愛と絆溢れるラストを経て新時代へ

アンジュルム

今年で25周年を迎えるハロー!プロジェクトに所属するアンジュルムが、2023年6月21日に神奈川・横浜アリーナで「ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE 「アンジュルムより愛をこめて」」を開催した。今回グループ初となる横浜アリーナでの単独公演をもって、2代目リーダーとしてアンジュルムを牽引した竹内朱莉がグループ及びハロー!プロジェクトを卒業。ライブはタイトル通り大きな愛に包まれた内容で、メンバーの念願でもあった単独でのアリーナ公演という夢を叶えた瞬間でもあった。同公演のオフィシャルレポートを掲載する。

【ライブ写真】アンジュルム初の横浜アリーナ単独公演(全13枚)

ソールドアウトとなった今回のメモリアル公演には約1万2000人のファンが来場したほか、CSテレ朝チャンネル1での生中継及び、全国47都道府県と台湾・香港の映画館にてライブビューイングも実施(計83スクリーン約1万4000人動員)。全18公演で展開されたツアーのラスト、そしてグループを卒業する竹内を贈るのに相応しいフィナーレとなった。

開演前から竹内のメンバーカラーである青一色に染まった会場。ステージ上には紗幕がセッティングされ、ライブは最新アルバムに収録されている「ぶっ壊したい」というエネルギッシュな楽曲でスタートする。曲に合わせて紗幕に映像が映し出される特別な演出で、2曲目の出すぎた杭は打たれない」がはじまると紗幕が下り、竹内のメンバーカラーである青色を取り入れた衣装を着たメンバーが姿を現す。



ここからはマナーモード人生、すなわちパンタ・レイとアップチューンな楽曲を続けて披露していく。MCの冒頭で竹内は「横浜アリーナにお集まりの皆さん、ようこそ! アンジュルムです」と挨拶すると、「卒業の実感がないんですよ」と素直な気持ちを吐露。そして「今日は(チケット)完売だ! 最強アンジュルムをお見せしたい!」と意気込みを語り、再びライブのターンへ。

ここからは、アンジュルムのライブ定番曲のオンパレード。赤いイヤホン愛されルート A or B?次々続々悔しいわドンデンガエシとたたみかける。中でも、次々続々の間奏で魅せる竹内のソロダンス後のファンによる「た~け!」の定番コールは、これまでにない大声援。ファンの声を聞くためにイヤモニを外した竹内は、この声援に思わず笑顔。この瞬間は、心に響くシーンとなった。

Rolling Stone Japan 編集部

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