500万人のフォロワー抱える米人気TikTokerが失踪、実は精神病院に入院していた

8月3日、家族はルーニーがいなくなったと警察に通報し、ソーシャルメディアでも失踪を公表して、警察に失踪届を出した。数時間後、ルーニーが治療のため精神病院に自主入院していたことが判明したと家族が投稿した。

最新の声明では、ルーニーが人身売買に反対する映画『Sound of Freedom』について投稿していたことも言及されていた。Qアノン陰謀論者が推奨していたこの映画は、人身売買に関する誤った情報が含まれているとして非難されていた。現在ルーニーのTikTokのバイオには、映画でも紹介されていた団体「Operation Underground Railroad」のwebサイトへのリンクが張られている。

「失踪する前、彼は『Sound of Freedom』という映画を見て、他の人たちと同じように心底うんざりしていました」と声明には書かれている。「彼はすぐに、児童人身売買の撲滅のために募金を呼びかけるサイトのリンクを投稿しました。ばかげているとお思いの方も多いでしょうが、彼は心からこうした目的のために何かしたいと思っていました。その気持ちは今も変わりません」。

声明にはルーニー本人のメッセージも記載されていた。「残念ながら、こればっかりは誰にも助けられません。僕自身が頑張らなくてはならないことです。これからは自分だけでなく、周りの人たちの健康を一番の目標にしていきます」。

アカウントに投稿された声明は、「皆さんもまだたくさんの疑問を抱えていると思いますが、まずはアンクル・クリスが元気になって、自らの体験を話す心構えができてから、本人が答えてくれるでしょう」という言葉の後、「アンクル・クリスと家族より」という署名で結ばれている。

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from Rolling Stone US

Akiko Kato

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