eill、自身初となる韓国・ソウルでのワンマンライブで大団円

Photo by kyoung-oh, ryu

シンガー・ソングライターのeillが2023年10月6日、韓国・HONGDAE WEST BRIDGEで初の韓国ワンマンライブ「eill LIVE IN SEOUL」を開催した。オフィシャルレポートを掲載する。

【ライブ写真を見る】eillの韓国公演

「MAKUAKE」で始まると黄色い歓声が沸き起こり、好調なスタートを切った。「プレロマンス」まで歌い終え、会場の空気を一気にあたためると、eillは「日本からきましたeillと申します。韓国で初めてのワンマンライブができて、とても幸せです! 韓国のファンの皆さんにとても会いたかったです〜歓声が凄くてびっくりしてます! 最後まで一緒に楽しみましょう!」と話した。その後、「片っぽ」を披露すると、「片っぽ」を含めてeillが主題歌・挿入歌を担当し、韓国国内でも上映されて大きな話題となっている映画『夏へのトンネル、さよならの出口』の話しをはじめ、客席からも”映画、観たよ!”と多くの反応の声があがり、初めてeillのライブを見に来た韓国のファンとも韓国語でコミュニケーションを楽しむeillの姿を見ることができた。

また、今回のライブのために準備をしたNewJeansの「Super Shy」「Cool With You」のカバーを弾き語りで披露すると、そのあとつづけて披露された「Succubus」「初恋」は、この日のためにアレンジされたマッシュアップとなっており、会場に訪れた韓国ファンたちがこのメドレーに酔いしれ、ライブならではの演出によって、会場のボルテージをさらに上げていった。また後半では、eillのライブ定番曲となっている「20」と「23」を続けて盛り上げると、それに呼応するように会場全体が大合唱で応えた。

MCではeillが韓国語で初めての韓国ワンマンライブへの想いを話し始める。

「いつもライブで、話してることがあって、自分の人生の主人公は自分だよってことを今日持って帰ってくれたら嬉しいです。辛い時も楽しい時も自分も愛してあげてください」と語り、「SPOTLIGHT」へ。

その後、韓国を含めて全世界で話題となっている東京リベンジャーズのエンディング主題歌「ここで息をして」を披露し、会場のボルテージは最高潮に。最後は「踊らせないで」で締めると観客からはアンコールの鳴り止まない拍手が起こった。

大喝采のeillコールの中eillが再び登場すると、初の韓国ワンマンでサプライズを用意していたeillは、「実はもうすぐ韓国語の楽曲をリリースします!!」と話し、新曲「CHEAT LIFE」をリリースすることを発表した。さらに、この楽曲が韓国人のプロデューサーとフューチャリングアーティストを迎えることもeillが口にし、会場は大喝采。リリース日や誰とのコラボであるかなどの楽曲の全容は、後日発表されるとのこと。

最後に、この日の締めとして披露された「フィナーレ。」では、eillが「最後の曲は、ぜひみなさんスマホを出して撮影してください」と話すと、ファンがスマホを掲げながら再び「フィナーレ。」の大合唱が起こり、大団円を迎えた。ライブの中で発表された新曲の情報も今後順次解禁されていくとのことなので、今後の情報解禁を楽しみに、初の海外ワンマンライブを終えたeillのこれからの活躍にさらに期待したい。

eill LIVE IN SEOULセットリスト
1. MAKUAKE
2. FUTURE WAVE
3. プレロマンス
4. スキ
5. Super Shy〜Cool With You
6. Succubus〜初恋
7. プラスティック・ラブ
8. happy ending
9. いけないbaby
10. 片っぽ
11. SPOTLIGHT
12. 20
13. 23
14. ここで息をして
15. 踊らせないで
EC. フィナーレ。



<リリース情報>

️eill
「CHEAT LIFE」
近日リリース
※リリース日などの詳細は後日発表

Official HP:https://eill.info/

Rolling Stone Japan 編集部

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