カルト的人気を集めるようになった理由僕らの音楽的関係において極めて重要な出来事は、彼が僕から『The Greatest 64 Motown Hits』という4枚組レコードを借りたことだ。彼は自分のもので、僕からもらったわけではないと言うだろうが、ただ返したくなかっただけさ。とにかく、彼はそれを聴き尽くした。ただ聴いていただけじゃない。自分の分子構造と融合させたんだ。
そうして彼は砂漠を旅し、ギターを弾き、サーフィンをするシンガーソングライターでありながら、リズムとハーモニーを深く理解し、過去30年の偉大なレコード・メーカーと肩を並べるプロデューサー/アレンジャーへの道を進むようになった。歌声も着実に、そして素晴らしい形で成長している。彼は誰よりも高く力強く歌う。しかし、彼のソングライティングは語りかけるようなスタイルではない。彼の曲は、彼しか書けなかったとはいえ、どんな偉大なシンガーでも歌えるし、おそらくソウル・シンガーが一番うまく歌えるだろう。
1973年のデビュー作『Ned Doheny』、78年の3作目『Prone』も人気作その才能が広く認知されなかったのは巡り合わせの妙、運がなかったから、そして彼が自分の音楽的アイデンティティとは対照的な道を歩んできたことに起因している。彼は「ファンキーな音楽を奏でるホワイト・ボーイ」という言葉を体現しているのかもしれないが、その博識さと隠遁的で群れたがらない性格の両方が、ポップスターとなる可能性から彼を引き離している。
でも、彼を求めるオーディエンスがいることはたしかだ。僕は彼の音楽を知り、その類まれな才能に思いを馳せる若いプレイヤーたちに何人も会ってきたよ。
From
Rolling Stone US.
ネッド・ドヒニー来日公演
Ned Doheny plays his all time hits - new band new grooves
2023年11月10日(金)
東京・ビルボードライブ東京
1st OPEN 17:00 / START 18:00
2nd OPEN 20:00 / START 21:00
2023年11月11日(土)
東京・ビルボードライブ東京
1st OPEN 15:30 / START 16:30
2nd OPEN 18:30 / START 19:30
>>>詳細・チケット購入はこちら2023年11月13日(月)
大阪・ビルボードライブ大阪
1st OPEN 17:00 / START 18:00
2nd OPEN 20:00 / START 21:00
>>>詳細・チケット購入はこちらチケット:
サービスエリア 11,000円
カジュアルエリア 11,000円(1ドリンク付)