クイーン来日記念 ファンに愛されてきた永遠の名曲TOP10

Photo by Rob Verhorst/Redferns, Erika Goldring/WireImage

クイーン+アダム・ランバート(Queen + Adam Lambert)の日本公演史上最大級となる4都市5公演のドームツアーが、いよいよ2月4日の愛知公演からスタート。彼らの再来日を記念して、米ローリングストーン誌の読者投票による人気曲ランキングをお届けする。





10位 「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」(原題: I Want to Break Free)

70年代の大物バンドの多くは、MTV時代に適応するのに大変苦労した。 だがクイーンの場合、その移行は実にスムーズだった。 1984年のシングル「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」は、アメリカを除く世界中のヒットチャートのトップを飾った。 それだけ人気を博したのは、ミュージックビデオにバンド一同が女装して登場したことも関係があるかもしれない。 これはイギリスのソープ・オペラ『コロネーション・ストリート』のパロディだが、アメリカのロック・ファンでこのテレビドラマを見たことがある人はほとんどいなかった。 当時はマイケル・ジャクソン、ブルース・スプリングスティーン、マドンナ、ヒューイ・ルイスの時代でもあり、クイーンがチャートで活躍する余地はほとんどなかった。 それでも、ジョン・ディーコンが作曲したこの曲は、彼らの最大のヒット曲のひとつとなっている。





9位 「キラー・クイーン」(原題:Killer Queen)

1974年に「キラー・クイーン」がラジオでヒットした時点で、クイーンのクラシック・ラインナップは結成から4年を経ていたが、ほとんどのロック・ファンにとって、この曲が彼らを紹介する役割を果たした。 バンドの魅力を伝えるうえで、これ以上の曲はないだろう。 この曲はフレディ・マーキュリーの多彩な歌詞と高らかに歌い上げるボーカル、ブライアン・メイの卓越したギター・プレイの完璧なショーケースだ。 全米チャートで12位を記録し、グループの快進撃がここから始まっていった。



Translated by Rolling Stone Japan

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