JO1の歴史を凝縮した大型展覧会が開催中、展示コンテンツをJAM目線で解説

「JO1 Exhibition“JO1 in Wonderland!”」 ©LAPONE Entertainment

2度目の『紅白歌合戦出場』『第65回日本レコード大賞』での優秀作品賞の受賞、京セラドームでのライブ成功など、日に日に活動の勢いが増すグローバルボーイズグループ、JO1。そんな彼らの2回目となる大型展覧会「JO1 Exhibition“JO1 in Wonderland!”」が、3月1日から5月6日までの約2カ月間、東京シティビューにて開催される。

【写真を見る】展覧会の様子

2021年12月に開催された『JO1 EXHIBITION in Gallery AaMo』では、“未完成”をテーマにした展示を観て楽しむものだったが、今回の展覧会ではよりメンバーを近くに感じられるものへパワーアップ。ソニーが提供しているSound ARサービス「Locatone」を使用し、聴いて遊んで楽しむことができるワンダーランドとなっている。本稿では、展示の内容をレポートしていく。

「JO1 Exhibition“JO1 in Wonderland!”」は、計7つのエリアで構成されている。まず、JAM(JO1ファンの呼称)を出迎えるのは、ポップな色使いの壁で彩られた「イントロダクション」だ。通路の壁には、額縁に入ったメンバーからの招待状が飾られ、11人11色の個性が爆発している。そのまま道を抜けた先に待ち受けているのは、メンバーの特大ビジュアル。解放感のある窓沿いにズラッと並ぶ、タペストリーは圧巻としか言いようがない。外の景色まで、そのまま吹き抜けて見えるので、時間帯によって様々な情景を楽しむことができるだろう。


©LAPONE Entertainment

続く「RIDE1 -Welcome to INFINITY」では、トランプや額縁に収められたメンバーたちと出会う。メリーゴーランドの中には映像が動くトランプもあり、ハートやダイヤといったマークを手で作りながら、クルクルと表情を変える11人はずっと見ていられる気がしてくるほど。時計のモチーフは、円が欠けた右の部分でクルクルと回すことができるので、ぜひ11人の表情を確認してほしい。また、ここエリアの壁には、QRコードの描かれたトランプが掲示。それぞれに違うARが結びついているので、アプリ上のスタンプをチェックしながら11人分を集めるのがオススメだ。


©LAPONE Entertainment

次のエリアへ向かう道でも遊び心は満載。メンバーの身体がシャッフルされたポップな世界観のコラージュに目を奪われるだけでなく、飛び跳ねると連動した音が聞こえてくる演出には自然と心も弾んでしまう。キラキラとした音を楽しみながら進んでいくと、目に入って来るのは“JO1 HISTORY”の文字。3つ目のエリア、「ROAD -KIZUNA FORESTO」へ突入だ。写真撮影不可能なのが惜しいほど、展示の内容はエモーショナル。ビジュアルでJO1の歴史を振り返ると共に、耳元ではメンバーが語り掛けてくれるのだから、涙腺崩壊せずにはいられない。なお衣装は、トルソーではなく、壁に貼り付ける形で展示。手を触れることはできないが、ガラスケースや進入禁止エリアもないので、衣装の細かなこだわりまで目に焼き付けることができる。

JO1の歴史を振り返り感情が高ぶったJAMを待ち受けるのは、4つ目のエリア「LIVE -Go to the TOP」。エリアの端から端まで広がっている大きな画面には、思わず圧倒されることだろう。どの席に座っても、まるでライブを最前列で観ているかのような臨場感だ。装着するヘッドフォンもANA国際線ファーストクラスで採用されているモデルとなっており、会場のなかに入りこんだような没入感を実現。音の聴こえ方の細部にまで配慮がなされ、最前列で観ているライブを音でも体感することができる。

5つ目のエリアは、メンバーと一緒に不思議な写真を撮ることが出来る「RIDE2 -Wonderland to REAL」だ。おしゃれなカフェに入ると、「なるほど、そういうことね」と納得し満足してしまいそうになるのだが、時間がかかってもぜひ指定されたポジションからカメラを構えてみてほしい。肉眼で観ているのとは違う世界が、きっとカメラを通して見えてくるはずだ。


©LAPONE Entertainment

いよいよ展覧会も終盤へ。「未完成エリア」が、ワンダーランドと現実世界を結びあげる。ここでは、トランプフレームのメンバーと一緒に写真が撮れるフォトスポットやメンバーへ想いを伝えられるメッセージゾーンを展開。日に日に増えていくメッセージには、訪れたJAMの愛を肌で感じることができるだろう。

そして、オオトリを飾るのが「JO1 MART in Wonderland!」。2023年7月に1週間だけ渋谷にオープンしていたCDを売らないCDショップ「JO1 MART」が、展覧会で復活を果たした。前回は音楽が聴けるグッズを“Charming Daily Goods(略して、CD GOODS)”と名付けていたが、今回は『JO1 Exhibition“JO1 in Wonderland!”』に関連付けた“Change into wonderland item(略して、CDアイテム)に名称チェンジ。現時点だと川西拓実が作詞作曲を手掛けた「HAPPY UNBIRTHDAY」を聴くためには、CDアイテムが必要となるので、ぜひお気に入りのグッズを見つけてみてほしい。

7つのエリアに、ギュッとJO1の魅力が詰めこまれた『JO1 Exhibition“JO1 in Wonderland!”』。1つ1つのコンテンツを楽しんでいると、あっという間に時が経つので、時間にゆとりをもったスケジューリングを推奨したい。

「JO1 Exhibition “JO1 in Wonderland!”」
【期間】 2024年3月1日(金)~5月6日(月・休)
※開催期間中無休、日時指定制
【時間】 10:00~22:00(最終入館 21:00)
【会場】 東京シティビュー (六本木ヒルズ森タワー52階)
※住所:東京都港区六本木6-10-1
【料金】 前売・当日共通
【1】一般:2,200円(税込)
【2】高校生・大学生:1,500円(税込)
【3】子供(4歳~中学生):900円(税込)
※3歳以下無料
※18歳以上の保護者1名による同伴が必要です。
【4】シニア(65歳以上):1,900円(税込)
※障がい者手帳をお持ちの方もチケットが必要です。障がい者手帳をお持ちの方の介助者1名様のみ無料です。
※学⽣、シニアはご来館時に身分証をご提示いただく場合があります。
◇チケット販売の詳細は、公式ホームページをご参照ください。
https://jo1-in-wonderland2024.jp

主催:JO1 Exhibition”JO1 in Wonderland!” 製作委員会

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