ローリングストーン誌がおすすめする手頃なレコードプレーヤー6選

3. オーディオ テクニカ AT-LP60 レコードプレーヤー
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オーディオ テクニカのレコードプレーヤーの抜群の使いやすさ、確かな信頼性のオーディオ、シンプルかつ実用的なデザインは評論家たちの絶賛の対象だ。完全自動式なので、レコードをセットするだけで準備完了。後はターンテーブルが自動で針をレコードに載せ、レコードが終わると勝手にトーンアームも収納してくれる。ダイカスト合金を用いたアルミニウム製ブラッターはスタイリッシュで美しいだけでなく、ベルト式設計がモーターの振動を最小限にとどめている(名前の通り、このベルト式ターンテーブルはモーターから直ではなく、プラッターとモーターをつなぐ伸縮性のゴム製ベルトによって稼働する。この配置とショックを吸収するゴム製ベルトの特性によってクリーンでクリアな音が得られる)。オーディオ テクニカはオーディオ技術業界において信頼できるブランドとして評価が高いので(ヘッドホンやマイクなどの幅広い製品を生産している)、1万円を払う価値は十分にある。

4. パイオニア PL-990 Automatic Stereo レコードプレーヤー
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こちらのレコードプレーヤーも完全自動モデルだ。高さ10センチ以下というパイオニアのレコードプレーヤーは、今回紹介するなかでも最もスリムなパッケージだ。PL-990は、レコード初心者には嬉しいワンタッチ式機能を備えている。「再生」または「停止」を押せばいいだけ。トーンアームも軽く、レコードを引っ掻いて傷をつけたり、ダメージを与えたりする心配もない。それに、この軽さによってより敏感に、レコーディングでは見過ごしかねないほど細かいディテールが拾える、とパイオニアは謳っている。このプレーヤーには、ハミングや音割れを防止してくれる様々な機能、ゴム製プラッターマット、振動を吸収する足部、モーターを補強してスピンドルのぐらつきを抑えてくれるパイオニア独自の「ステーブル・ハンギング」技術などの様々な機能が詰まっている。

Translated by Shoko Natori

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