LUNA SEAのSUGIZOとINORANが語る「連帯」と「愛情」

左からSUGIZO、INORAN



お互いを思いやる気持ちと支え合うこと

―最後にこの機会に伝えたいことがあればお願いします。

INORAN:Stay positiveでみんな行こうよと伝えたいですね。そしてその傍らにいられるような音楽をまた僕達も作り続けるつもりです。状況が少し和らいで、ライブができる時期が来たら、また全力でプレイしたいと思うし、その時に会えるとうれしいです。

SUGIZO:健康でいられることや、ご飯が食べれることや、家族や愛している人と一緒にいられること、すなわち普通に生活ができることが、どれだけ奇跡的なことかっていうことですね。皆、それが当たり前になっていて、普通の生活ができることへのありがたみを忘れていたと思うんです。こういう状況なので、当然悲観的にはなります。見えない部分も多いし、正直心が痛むことも多々あります。けどこういう時だからこそ、人に対して優しくいたいし、人と協力し合いたいし、弱っている人には支援をしたいし、仲間同士でちゃんと気持ちを通じ合っていたいですよね。

逆に言うと、残念なこともあります。本当に人間なの?と思ってしまうのが、自粛期間に一人で自宅にいるお年寄りを騙す詐欺などが多発していることです。あるいは命を張って頑張ってくれいる医療従事者への差別も世界中で起こっています。欧米や中東では、アジア人に対する差別もあります。この状況で、人を騙す、人を欺く、そして分断をする、そういう人達がいることが僕には信じられないです。今だから助け合うべきだし、今だから救い合うべきだし、お年寄りのような弱き人々を守るべきです。そんな人から騙してお金を吸い上げるなんて信じられない。それは僕の人としての倫理の回路を飛び越えてしまって、完全に理解不能です。

―同感です。

SUGIZO:こんな時代だからこそ、人としての優しさを忘れたくない。分断を助長したり、人を欺いたり攻撃したりしたくない。ただそれと、時の政権に対して「それは違うでしょう!」と叫ぶのは別です。SNSで政権に対して「おかしいだろ!」と書くと、「お前も分断を煽っているじゃないか」と言う人がいるのですが、それとこれとは違う話です。権力に対して正さなきゃいけないことを物申すのは我々主権者の権利です。差別や詐欺とは全然違う問題です。政権に対してこれ違うんじゃない?と物申すことは、僕は攻撃ではなく社会、国への愛情や優しさだと思うんです。なので、いろいろ言われても自分の行動を変える気はないです。むしろ今だからこそ愛情を最も大切にしたいと思っています。

フジテレビONE / FOD「MUSIC AID FEST. ~FOR POST PANDEMIC~」
2020年5月31日(日)18:00~21:00

出演アーティスト(LUNA SEA 以下 A to Z順)
LUNA SEA、AA=(上田剛士、白川貴善)、BREAKERZ、Char、ELLEGARDEN、EXILE SHOKICHI、FEEDER、GLIM SPANKY、一青窈、清春、倖田來未、コムアイ (水曜日のカンパネラ)、9mm Parabellum Bullet、lynch.、May J.、miwa、MIYAVI、西川貴教、Nothing’s Carved In Stone、OAU (MARTIN、TOSHI-LOW)、大黒摩季、SILENT SIREN、TAKURO (GLAY)、シアターブルック、THE ORAL CIGARETTES、辻井伸行、打首獄門同好会

https://www.music-aid-fest.com/
https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/live/ser8149/

「Make a vow」
LUNA SEA
各種サブスクリプションにて配信中
https://www.lunasea.jp/

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