反ユダヤ放火事件、死亡した犯人の兄を逮捕 米

鉤十字のイラストが描かれたノートを発見

その後ジャンナカキス被告は当局を倉庫施設へ案内した。当初は両親が倉庫を管理していると主張していたが、ほどなく彼が管理者だということが判明した。そのあと同被告は、弟が他に私物を保管していたような場所はない、と当局に嘘をついたが、被告は別の倉庫を管理しており、そこに弟の私物を保管していた。倉庫の中には鉤十字が描かれたTシャツ、弟のパスポート、鉤十字のイラストが描かれた弟の名前入りのノート、シアン化物のビンが入ったバックパックなどがあった。

起訴状によると、ジャンナカキス被告は2020年3月22日に2番目の倉庫からバックパックのシアン化物などを運び出し、スウェーデンへ戻った。

ジャンナカキスは国内テロ関連事項での虚偽の陳述、策略・計略・陰謀による国内テロ関連事事項での重要事実の偽造・隠匿・隠蔽、連邦捜査における記録物の隠匿、書類および証拠の改竄、公式手続きの不正工作の5件で起訴されている。このうちもっとも重い罪で有罪になれば、最大で懲役20年が求刑される可能性がある。ボストンにいるジャンナカキス被告の弁護士は、事件に関してコメントを控えた。

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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