格闘エンタテインメント『POUND STORM』、MIYAVI・EXILE SHOKICHI・THE RAMPAGEらが魅せる

HALF TIME SHOWで披露した大迫力のパフォーマンス

1st HALF TIME SHOWでは、肉体派舞踏集団として、プロダンスリーグ『D.LEAGUE』でもその名を知らしめるFULLCAST RAISERZがパフォーマンス。まるで巨大な何かと戦うかのような、大迫力のパフォーマンスで観客を釘づけにした。そこへGENERATIONSの佐野玲於と関口メンディー、THE RAMPAGEの武知海青と長谷川慎の4人が加わり、実に豪華なコラボが実現。ここでしか観られないパフォーマンスに、会場には歓喜の声が広がった。続いてGENERATIONSによる「新しい世界」が披露され、目の前に広がる新しい世界への喜びと興奮が表現されると、会場にはクラップが沸き起こった。そしてTHE RAMPAGEは熱いダンスチューン「FULLMETAL TRIGGER」で、次の試合への期待を煽っていった。

第2部は格闘技界の若手注目選手が次々と登場。第6試合のグンター・カルンダ vs エフェヴィガ雄志の対戦では、ジャンピングニーで魅せたエフェヴィガが3対0の判定勝ちを収めた。第7試合では齋藤奨司が、寝業師こと風間敏臣と対戦。足を取りに行った風間の顔に齋藤が膝を合わせてそのままダウンとなり、齋藤の勝利となった。



そして山本健斗デリカットと河名マストの第8試合では、山本が河名の思い通りにさせない展開だったが、最後には河名が勝利。膝を食らって出血したことについて、「最後に日和った。まだまだだ」とコメントした。

2nd HALF TIME SHOWでは、MIYAVIがビル・ウィザースのカバー「Ain’t No Sunshine」と「In Crowd (feat. Seann Bowe)」のメドレー、そして「Raise Me Up」をパフォーマンス。まるで雄叫びを上げるようなギタープレイを聴かせたMIYAVIは、オクタゴンの金網によじ登るなど会場をアグレッシブに動き回り、極上のサウンドとパワフルなステージングで観客を魅了。続くTHE RAMPAGEは、パフォーマーである5人によるユニット MA55IVE THE RAMPAGEが登場し、「Determined」でMIYAVIと向き合って鋭くテクニカルなラップを繰り出す。THE RAMPAGE全体では「SWAG & PRIDE」をパフォーマンス。『HiGH&LOW THE WORST』のバトルを目の前で繰り広げるかのようなステージに、観客も興奮冷めやらぬ様子で手を上げ、体を揺らしてサウンドに乗った。そしてGENERATIONS は「Make Me Better」「AGEHA」をパフォーマンス。おしゃれかつ、思わず真似したくなるような可愛さのある振り付けも魅力の「Make Me Better」では、客席で一緒に踊る観客の姿も見られた。アッパーな「AGEHA」ではリングの周りでジャンプし、観客もフラッグを振って楽曲を楽しんだ。

第3部は、プロデビューから快進撃を続けるLDH martial arts所属の2選手による注目カード。第9試合、宇佐美正パトリックは大尊伸光と対戦。冷静にパンチを打ち込む宇佐美に、苛立ちを隠しきれない大尊。最後の1分はどつき合いとなり、壮絶な接戦を大尊が制し、2020年に他界した母に勝利を捧げた。



そして最後の試合となる第10試合では、初代タイガーマスク 佐山聡の意思を受け継いだ中村倫也 vs 南米の修斗王者アリアンドロ・カエタノ戦。アリアンドロの鋭いパンチに中村が大量出血する苦しい展開に、会場の「倫也コール」が背中を押す。終始グラウンドで首を取りに行く攻めの姿勢を見せた中村が、3対0の判定勝ちで勝利。序盤の5試合で敗退してしまったドリーマーたちの応援やサポートに感謝し、「LDH最高!」と勝利の雄叫びを上げた。



Tag:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE