「歌い方」が強みーそんななかで、ライブパフォーマンスにおけるMANATOさんの個性はどういうところにあると自覚していますか?MANATO 歌い方。僕は自分の好きなジャンルがひとつ芯にあるので、SKY-HIさんとか周りの方に言っていただけるのは「好きが全面に出ているようなパフォーマンスをする」ということで。自分がずっと聴いているR&Bやヒップホップの歌い方やテクニックが6人と被ってなくて、自分だけしかできないことだと思っています。あとは、「安定感、安心感」と言ってもらえてうれしかったんですけど(笑)、アルバムのレコーディングでシャウト気味に歌ったときの声がよかったとSKY-HIさんが言ってくれて、もうひとつ武器を見つけられたのかなって。まだまだ自分にできそうなことがあるのが強みのひとつだと思いますね。
ーでは、これまで観た他のアーティストのライブのなかで、最も感動したものや自分の理想だと感じたものは?MANATO クリス・ブラウンとアッシャーの「New Flame」という曲のライブ映像が大好きで。歌いながら身体をめっちゃ動かしていて、お客さんもそのノリをわかっているからこそ、みんなでパーティしてるみたいなライブなんです。あとは、ずっと言ってますけど、iriさんのライブ。そのときは大きな会場ではなかったんですけど、その規模に合わせてパフォーマンスしている感じがあって、そのコミュニティの中でiriさんイズムみたいなものが全面に出ていたんですよね。僕はいずれソロをやりたいという気持ちがあるんですけど、そのときのロールモデルになっている方です。
ー今後BE:FIRSTとして、どういうライブに挑戦していきたいですか?MANATO 「歌って踊る」ということが根本にあるけど、それにも種類があって。「Scream」みたいにガチガチに踊るものもあれば、「Milli-Billi」みたいに「ノリから作りました」というものもあるので。そういう「ノリ」が、ただの軽さではなく、ちゃんとひとつの形としてかっこいいということを伝えられるグループになりたいです。見たことないんだけど、どこか聴いたことがあって見覚えがある。馴染みがあるんだけど、自分の中で今まで発見してこなかった新しいかっこいいにつながる。そういう音楽やパフォーマンスを届けたいです。
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