田口淳之介と大和孔太が語る、アーティスト×現役ホストユニットNOMUZO誕生の物語

―そんな『シャンパン』でデビューしたNOMUZO、これからどんなユニットにしていきたいなと思っていますか?

オジュン:やっぱりやるからにはいろんな方の目と耳に触れたいと思っているんですけど、テレビ東京『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』のエンディングに採用して頂いたりとか、今まで田口淳之介として出来なかったことが新しく出来たりもしているので、この調子でどんどん広めていけたらなって。1stシングル「シャンパン」はすごく耳に残るんですよ。先日、TikTokでフォロワー100万人いる有名なユニットと「シャンパン」の動画を撮ったんですけど、みんなすぐ曲も振り付けも覚えてくれて「頭の中でずっとまわってる」みたいな。なので、そういう中毒性のある楽曲を「シャンパン」に限らず今後も発信していけたら、夜の街を中心に盛り上がっていくんじゃないかなと思っています。

コータ:今回の「シャンパン」は、韓国で流行っている楽曲のオマージュ的カバーなんですよね。なので、韓国でもイベントが出来たらいいなって。オリジナルを歌っている男性デュオ・NORAZOとコラボレーションしても面白いだろうし、それが実現できたらもっともっと盛り上がると思うんですよね。その為にも「シャンパン」をもっともっとバズらせていきたいなと思っています!



オジュン:これまでも夜の街を盛り上げてきたパーティーチューンってあったと思うんですけど、NOMUZOの場合はポップながらもちゃんとアーティスト色を組み込んでいる。そこが従来のそういう曲を歌ってきた方々とは違うところだと思うんですよ。その為に僕がいるというか。なので、カップリング曲とかもしっかりトラックを作り込んでいるし、ただのイロモノで終わらないようにしたいなと思っています。あとは、コータの成長ストーリーですよね。ふたりのスケジュールが合わないときはそれぞれピンで番組に出たりすることもあるんですけど、そういう経験もコータにとって大きいものだと思うし、これからどう進化していくのか見守りながら追いかけていく。それもファンの皆さんにとって楽しい要素のなのかなと思いますね。

コータ:普通の成長スピードじゃダメだと思うので、駆け足でオジュンさんに追いついていきたい。やっぱり隣で見ていると「格好良いなぁ。こういう風になりたいなぁ」と思うんですよ。だから、自分も同じようにやろうと思って頭でイメージするんですけど、それを体現できない。だからと言って諦めず、ちゃんとイメージと肉体が接続できるように意識し続けていたら、最近は以前よりも出来るようにはなってきたんですよね。なので、隣にいるメンバーとして相応しい……ちょっと俯いていたら「あれ、亀梨さん?」と思ってもらえるぐらいの男になりたいです!

オジュン:ハハハハハ!

―亀梨さんと間違えられたい(笑)?

コータ:あれ、ダメですか?

―コータさんはコータさんとしてそれぐらいの存在感を発揮できるようになったら良いんじゃないですか?

コータ:あ、そうです! そうなりたいんです! 僕は僕の良さというかキャラクターがあるので、そこをしっかり伸ばしつつ、唯一無二の存在になりたいなと思っています。自分という存在を確立したいですね。

Rolling Stone Japan 編集部

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