マイケル・ボルトンが語る、14年ぶりのアルバム、知られざるキャリアの逸話

2024年にはジャパン・ツアーを

ーNetflixの番組『マイケル・ボルトンのビッグでセクシーなバレンタインスペシャル』(2017年)は日本でも好評配信中ですが、お下劣なジョークがあったりして、あなたにファミリー向けのクリーンなイメージを持っていたファンはビックリするかも知れません。この番組について教えて下さい。

うん、番組の最初に“注意:お下劣なジョーク”ってテロップを出すべきだったね(笑)。コメディ集団ロンリー・プラネットとはTV番組『サタデー・ナイト・ライブ』に招かれて知り合ったんだ。この番組の“ジャック・スパロー”コントに出演したことで、私は新しい層のファンを開拓することになった。楽しい経験だったし、また何かやろうと話していたんだ。そうして『バレンタインスペシャル』をやることになった。自分のイメージを考えて“どこまでやるか”は常に考えている。ファンを不快にさせることは絶対に避けたいからね。実は“ジャック・スパロー”コントのとき、面白いけどトゥー・マッチなギャグがあって、表現を変えてもらったことがあったんだ。『バレンタインスペシャル』でもきわどいネタはあるけど、テーマはあくまで“愛”だし、問題はないと考えた。視聴者からの反応も良かったし、機会があればぜひまたやりたいね。

ーあなたの自伝『The Soul Of It All: My Music, My Life』で、ブラックジャック時代にサンフアンでオジー・オズボーンの前座を務めたことがあったそうですが、そのときの思い出を教えて下さい。

オジーとはバックステージで話したよ。ステージ上とはまったく異なっていて、さっきまでスタジアムで数万人の大観衆を前にクレイジーになっていたのに、静かで穏やかな人物だった。彼と会ったのはその1回だけだった。

ー『Spark of Light』に伴うツアーで日本に来てくれるのを楽しみにしています!

2023年から2024年にかけてのツアー・スケジュールを組んでいるところなんだ。その一環でぜひ日本に行きたいと考えている。これまで何度も訪れて、日本武道館で行われたチャリティ・イベントにも出演したことがある(2013年9月)。日本ではいつだって素晴らしい経験をしてきた。一度だけインフルエンザに罹ったことがあって大変だったけど、日本で感じる不満は、もっと長く滞在出来ないということだけだ。ぜひ2024年にはジャパン・ツアーでみんなのために歌いたいね。

<INFORMATION>


『Spark of Light』
マイケル・ボルトン
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