佐野玲於とJP THE WAVYが語る、ポストコロナの活動状況、2人の友情秘話

左からJP THE WAVY、GENERATIONSの佐野玲於(Photo by Mitsuru Nishimura)

9月3日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される『Rolling Stone Japan LIVE 2023』。出演者のGENERATIONS・佐野玲於と、JP THE WAVYによるWインタビューをお届けする。友人として、アーティストとして、お互いをどのように見ているか? 表現者として何を考えているのか? 等身大の2人に迫った。

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ーGENERATIONSは3月に7thアルバムをリリースして、ライブも含めてデビュー10周年をいろんな形で盛り上げていますよね。JP THE WAVYさんも海外のアーティストとの交流がこれまで以上に活発化しているし、両者ともにコロナ禍の時には考えられなかった活動量だなと思うのですが、当事者としては「ようやく元に戻った」という感覚が強いですか?

佐野:やっとですね。今はお客様もライブに行く楽しみをすごく感じてると思いますし、アーティストもライブで全力でアウトプットできる。フェスだったら、新しいお客様やアーティストとの出会いがあったり……今年の3月くらいから少しずつ元に戻ってきた感覚があります。でもみんな大変でしたよね。WAVYくんも1stツアー(「JP THE WAVY “LIFE IS WAVY” Release Tour」)が配信ライブになったよね?

WAVY:2020年に1stアルバム『LIFE IS WAVY』を出したんですけど、コロナ禍でリリースツアーも全部無くなって、配信でライブをやることになったんです。(佐野の方を見て)今こんな肌ツルツルですけど、コロナ禍でなんも仕事なかった時はマスクしてたので、凄まじい量のヒゲが生えてたよね。

佐野:アハハ(笑)。

WAVY:そんなに生えんのかよってくらい。マジでキアヌ・リーブスくらいあったでしょ?

佐野:楽しかったですね、キアヌ期は。僕、コロナ禍の初期にはWAVYくんにしか会ってなかったんですよ。ちょっと運動してもいいみたいな時期になって、一緒にランニングしたりとか、2人でゲームしたりとか、夜は電話したりとか。そのなかでどこまでヒゲが伸びるかチャレンジしていたんです(笑)。

WAVY:一昨年〜去年はいろいろ制約があったけど、今年ぐらいから海外でもいっぱい動けるようになったのが大きいですね。

佐野:アジアツアーとかやってたよね。

WAVY:Rolling Loudに出演させてもらってタイも行ったし。それが楽しいっすね。ずっと海外に行けていなかったので。でも元に戻んないのかと思ってた。本当に。



佐野:不思議だよね。お客様もみんなマスクしながら観てくれて、それはすごく幸せなことだなと思っていたんですけど、顔がしっかり見えないことに対してもどかしさを感じたりしていて。

ーWAVYさんの去年のKT Zepp Yokohama公演、佐野さんはGENERATIONSの関口メンディーさんとともにシークレットゲストで飛び入りしましたよね。

WAVY:メンディーくんがね、ズルい。

佐野:上裸で(笑)。楽屋に衣装を全て置いていく。

WAVY:そんな出オチあるかよっていう。

佐野:WAVYくんはGENERATIONSの東京ドームのコンサートでも共演したことがあって。まだ一年半くらい前ですかね。ソーシャルディスタンス仕様で、まだ感染症対策のロードマップがあった時なんですけど。その後に正式にお仕事することになって、「D.LEAGUE」のテーマソングとして「My Turn feat. JP THE WAVY」をリリースしたんです。そこからWAVYくんのライブに出させてもらったり、僕らのライブに出てもらったり、お互いのタイミングが合う時に一緒にやらせてもらったり……。でも仕事よりも、プライベートの時間がずっと長いので。実は仕事ってあんまりしたことないかもしれないです。



WAVY:そうですね。

佐野:WAVYくんのミュージックビデオの撮影に友情出演させてもらったり、自然発生的に「ちょっと遊びに来てよ」みたいな感じで呼んでもらって、僕も遊びに行くみたいな感じで。

WAVY:「ノリ」とまでは言わないけど、遊びの延長みたいな。

佐野:WAVYくんのミュージックビデオやバックダンサーとか、クリエイティブに携わってる人たち、みんなそういう感じだよね。

WAVY:友達始まりの人が多いっていうか。

佐野:楽曲もそうだよね。

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