JP THE WAVYが語る、不変のヘッズ魂と「聴き心地」にこだわる理由

JP THE WAVY

先日開催された『Rolling Stone Japan LIVE 5th ANNIVERSARY SPECIAL』でも存在感を見せつけたラッパーのJP THE WAVY。日本国内・海外のヒップホップのシーンを軽やかに渡り歩くWAVYの最新作は、米LAを拠点とするプロデューサー・トリオ、Bankroll Got ItとのコラボEP『BANKROLL WAVY』。Awich&ナスティー・C、O.T.ジェナシス&LEX、DADA、ANARCHY、リル・キードなど、グローバルなゲストが熱すぎる全6曲。我が道を進むWAVYにインタビューを実施した。

【ライブ写真を見る】さいたまスーパーアリーナのステージに立つJP THE WAVY

ー今年のフジロック・フェスティバル初日のAwichのステージにゲストで出演してましたよね。苗場は初ですか?

はい。フジロックは行ったことがなくて、行ってみたいなって気持ちもあったんで、ふらっと(笑)。楽しかったですね。他のステージにはあまり行けなかったんですけど、普段自分が出てるようなイベントとは客層が違うから、それがすごく新鮮で。会場を歩いていても、声をかけられることも少なく、屋台に並んで食べたり(笑)、SYDのライブを観たり、めちゃめちゃフジロックをエンジョイしてました。

ーJP THE WAVYとしては大阪のサマーソニックに出演。日本のヒップホップ勢がラインナップの中心となった茨城のラッキーフェス(LuckyFM Green Festival)のステージにも立ちましたけど、夏フェスはどうですか。

やっぱフェスは楽しいですね。だし、年を重ねるごとにヒップホップが盛り上がってるなってすごい感じる。こういうフェスに呼ばれることだったり、ヒップホップのフェスが開催されるようになったことだったり。どんどん楽しくなってきてますね。あとはコロナさえなくなれば。まだ歓声がダメなとこはダメだったり、細かいルールがまだあるとは思うんですけど、そういうのが全部なくなったらもっと楽しいのにって思います。

ーサマソニはポスト・マローンと同じ日でしたよね? ポスト・マローンは観ました?

観ました。最高でした。(客席の)一番前に行きたかった。

ー前から好きだった?

前からですね。「White Iverson」って曲が出た時だから、2015年くらいから。

ー今ではヒップホップの人というよりポップスターの雰囲気をまとってますよね。

そうですね。ライブもめちゃめちゃよかったし、客席の前の方にいた白髪のおばあちゃんもノリノリで楽しんでて。そういう曲がいっぱいあるって、すごいなって思いました。サマソニやフジロックの一番デカいステージで日本のヒップホップ・アーティストが立てるのが当たり前になってほしいですね。

ー2022年の夏はWAVYさん的にはどうですか。

海とか行けてないですけどね。アーティストとしては充実した夏かもしれないです。

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