息子と妻の復縁を阻止する毒親、米歌手シェールが4人の男を雇い誘拐疑惑 米

イライジャ・ブルー・オールマンとシェール(VINNIE ZUFFANTE/MICHAEL OCHS ARCHIVES/GETTY IMAGES)

成人した息子が当時別居中だった妻と復縁するのを止めようと、米・歌手で女優のシェールが男4人を雇って誘拐を図ったとして告発されている。新たに浮上した離婚調停書で明らかになった。

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イライジャ・ブルー・オールマン――伝説のロックスター、グレッグ・オールマンとシェールの息子――は、2021年に妻のマリー・アンジェラ・キングさんとの離婚を申し立てた。だが2022年11月30日、2人がニューヨークのホテルの一室で再会した際、4人の男が部屋に入って来てオールマンをさらっていったという。この日はちょうど2人の結婚記念日だった。

キングさんの署名が入った2022年12月4日付の宣誓書には、「今現在、夫の健康状態も行方も分かっていません」と書かれている。「夫のことがとても気がかりで、心配です」。宣誓書が提出されたのは2022年12月だが、今週になって公表された。

「夫を連れ去った4人の男のうち1人が、離婚申し立て人の母親から雇われたのだと言っていました」とキングさんは続けた。「2022年8月以降、(オールマンと)会うことも話をすることもできないと言われました。夫は現在リハビリ施設に隔離されていますが、場所は明かされていません。(オールマンは)電話の使用が一切認められていないそうです」

Entertainment Tonightの報道によると、オールマンが不在の中、キングさんは夫婦で暮らしていた家(所有名義はシェール)から出ていくよう言われたそうだ。「慰謝料が予定通り支払われ、次の家が見つかるだろうと信じて、言う通りにしました」と、キングさんは裁判資料の中で語っている。「生活していた家から私物を持ち運ぶことも認められず、資産目録を作るチャンスも与えられませんでした」。

オールマンはかねてより、10代になる前から麻薬に手を出し、薬物中毒の問題を抱えていると明らかにしていた。「誘拐」事件の後、オールマンはロサンゼルスのホテル「シャトー・マーモント」で、シェールが雇った介護人の監視の下で暮らしているとデイリーメール紙は報じている。だがデイリーメール紙によると、先月「ホテルの入り口に続く歩道で、気を付けの姿勢でうつぶせになったまま動かないオールマンの身体を、ホテルの従業員が発見した」そうだ。その2日後、オールマンは警察の誘導で、ホテルからリハビリ施設に移送されたという。

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from Rolling Stone US

Akiko Kato

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