NARITA THOMAS SIMPSON、辿ってきた音楽の道のりを反映させたデビューライブ

NARITA THOMAS SIMPSON

成田商事との統合を経て誕生した3人組バンド・NARITA THOMAS SIMPSON(以下、NTS)。メンバーの成田昭次(Vo&Gt)、寺岡呼人(Ba)、青山英樹(Dr)にMoe(Gt)、キーボードにSam Pomanti、そしてJoe Motter(Tp)、池本茂貴(Tb)、陸悠(Sax)の3人からなるホーン隊をサポートに加えてLINE CUBE SHIBUYAでファーストライブを行った。オフィシャルレポートを掲載する。

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Sam PomantiとJoe Motterによるインプロヴィゼーションのジャジーな幕開けから一転、NTSのメンバーも所属しているRockon Social Clubの「LIFE」で派手なスタートを切った。成田昭次のソロ曲、男闘呼組楽曲と幅広い選曲、かつ、ロックテイストの強いものを頭から連続投下して会場の熱気を高めていく。

「まだ始まったばかりの僕らなので、みんなヒヤヒヤしながら見守ってくれていると思うんですけど、よろしくお願いします」(成田)
「新曲が1曲もないのにデビューライブをLINE CUBE SHIBUYAでやるのは僕たちだけだと思います(笑)」(寺岡)

ミディアムバラードの「クリスタル・エンジェル」、オルタナティヴな「Going my way」、「Anytime」はAOR、そして1stソロシングル「ボクノスベテダッタノニ」と音楽性豊かな成田昭次ソロ楽曲がNTSのアンサンブルによって艶やかに表現されていく。

3年前に音楽活動を再開した成田は、その間、男闘呼組の再結成と解散、Rockon Social Clubの結成、そしてもちろん成田商事からNTSへと精力的な活動が続いている。さらにその前のソロでの活動と合わせると、かなりの楽曲を制作してきたことになる。今回、この新バンドNTSのデビューライブでは、そうした自身の辿ってきた音楽の道のりを振り返り、セットリストに反映させたのだという。

Rolling Stone Japan 編集部

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