EXILE THE SECOND、福岡で6年ぶりアリーナツアーの幕開け

ライブの中盤に披露されたバラード「アムルーズ」も、このツアーで初披露の新曲。パフォーマー3人が映像とコラボしながら繰り広げるコンテンポラリーなダンスは息を飲む美しさで、アリーナという会場の広さを生かした迫力ある演出だ。次の曲では、メンバーが軽くトークを交わしながらサブステージへと移動。ソファーや椅子、そして焚き火というセットの中で「On My Way」が披露された。SHOKICHIが弾くアコースティックギターも最高で、THE JET BOY BANGERZのメンバーも含め、仲間たちとキャンプを楽しんでいるかのようなアットホームな気分を味わうことができた。

ライブ後半は、EXILEのヒットナンバー「Choo Choo TRAIN」〜「Everything」〜「Someday」のメドレーから。メンバーが会場内を練り歩き、近い距離でファンと交流しながら盛り上げていく。事前の取材でメンバーも口々に語っていたが、アリーナは実際にショーが始まると客席との距離をとても近く感じるそうで、「ファンの皆さん参加型のライブを目指しているからこそ、そういうセクションを作っている。触れ合えるくらいの距離でライブの楽しさを感じてもらいたい」(NESMITH)という思いからの演出のようだ。ライブならではのアッパーなナンバーが続き、「Going Crazy」ではTHE JET BOY BANGERZと共にタイトル通り、この日最高潮の盛り上がりに。6年ぶりのアリーナではあるが、そんな時間を一瞬で飛び越えてしまうほどのエネルギーを生み出しながら本編はエンディングを迎えた。



アンコールのMCでは、アリーナツアーが無事にスタートした喜びを伝え、 NESMITHは初日を盛り上げてくれた九州・福岡のオーディエンスに向かって「あんたたち、よかね(笑)!」と博多弁で感謝を伝える場面もあった。また SHOKICHIは「日々悲しいことや辛いこと、他人のことを羨ましく思ってしまうこともあると思うけど、自分の人生のチョイスは正しいんだと少しでも思えたら、明日からの未来が明るくなっていくんじゃないかと思っている。それが“We are the best”。そのために、僕らはこれからも最高のエンタテインメントを全国に届けていきます」とこのツアーに込めた思いを伝えていた。
とてつもなくパワフルで、最高にエネルギッシュで、これ以上ないほどのエンタテインメントが体験できるアリーナツアー。「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2024“THE FAR EAST COWBOYZ"」は横浜・長野・大阪と続き、5月11日・12日の三重県営サンアリーナでファイナルを迎える。



<リリース情報>

EXILE THE SECOND
New Digital E.P.『THE FAR EAST COWBOYZ E.P.』
配信中
https://exilethesecond.lnk.to/H2bxZM-20240301-ep

New Album(CD)『THE FAR EAST COWBOYZ』
2024年6月5日(水)リリース
https://exilethesecond.lnk.to/QFJsoO_20240605-album

<ライブ情報>

EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2024 "THE FAR EAST COWBOYZ"
3月7日(木)マリンメッセ福岡 A館
3月16日(土)横浜アリーナ
3月17日(日)横浜アリーナ
3月23日(土)長野ビッグハット
3月24日(日)長野ビッグハット
4月13日(土)大阪城ホール
4月14日(日)大阪城ホール
5月11日(土)三重県営サンアリーナ
5月12日(日)三重県営サンアリーナ
https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/25007/

Rolling Stone Japan 編集部

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