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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2014.07.10 00:00
Favorite Waitress
何年もの間、フェスティバルの常連バンドとして有名なザ・フェリス・ブラザーズは、陽気なフォーク・ロックをライヴで披露することを得意としてきた。2011年の前作『Celebration, Florida』 ...
2014.07.10 00:00
Platinum
「Priscilla」でミランダは自分をエルヴィス・プレスリーの辛抱強い妻になぞらえて、“注目と結婚している男と結ばれた私”と歌う。アルバムのタイトル曲はほとんどそのタイトルどおりで、歌詞は安っぽい冗 ...
2014.07.10 00:00
Monochrome
今号で取材した般若、ANARCHYの各アルバムにゲスト参加しているという事実だけでも、KOHHが注目すべきヒップホップ・アーティストであることの証明になるだろう。そして、待望のオリジナル・アルバムだ。 ...
2014.07.10 00:00
Familiars
哀愁のロックを、憂いのある私的な物語で鳴らし続けて8年間、ブルックリンの3ピース・バンドが冒険心に満ちた新作をドロップ。よりジャジーで幻想的なアレンジを施した9曲は、トランペット、トロンボーン、チェロ ...
2014.07.10 00:00
Sunbathing Animal
パーケイ・コーツは2013年の『ライト・アップ・ゴールド』で、荒々しいギターを完璧な形に仕上げた。しかし、本作ではペイヴメントのような音楽から卒業し、まるでサーストン・ムーアが紅茶を入れている間に、C ...
2014.07.10 00:00
Only Run
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーの4作目は、壮大なサウンドで駆け抜けるアンビエントなノイズと、虹色に輝くギターの美に包まれて、アレック・オンスワースが“やがて僕は変わり/そうすれば安心できるよ”と歌 ...
2014.07.10 00:00
アニマル・アンビション・ アン・アンテイムド・ デザイア・トゥ・ウィン
今年になって50セントは、世界最大のメジャー・レーベルからインディ・レーベルへと移籍。野球選手アレックス・ロドリゲスが二軍で打席に入るなんてことのように、本人としても想定外だっただろう。昔の50セント ...
2014.07.10 00:00
ミー。アイ・アム・マライア
14枚目のスタジオ・アルバムは、彼女のキャラ同様、音楽スタイルが一定せず定義しがたい。今作ではR&Bよりも、ヒップホップやディスコ、ゴスペルといったジャンルのいいとこ取りが目立つ。Wale参加の「Yo ...
2014.07.10 00:00
メテオライツ
1980年代、エコー&ザ・バニーメンのイアン・マッカロクは、ザ・キュアーのロバート・スミスとゴス・ドール界の支配をめぐって火花を散らしていた。しかし、にらみの効いたギターの凄さに誰もバニーメンに触れる ...
2014.07.10 00:00
Deep Fantasy
バンクーバー出身のホワイト・ラングは、過去2枚のアルバムでパンク・ファンの心をわしづかみにしてきた。そして3枚目のアルバムはこれまで以上に強力。ミッシュ・ウェイは悲痛な声でセックスや身体イメージを説き ...
2014.07.10 00:00
Whispers
昨年、イギリスのフォーク・ポップ職人、マイク・ローゼンバーグ(別名パッセンジャー)は、優しくソフトな曲「Let Her Go」がブレイクし世界的な大ヒットとなった。成功を収めてからの最初のアルバムが本 ...
2014.07.10 00:00
World Peace Is None of Your Business
“正しく理解されないこと”がモリッシーの生き甲斐だ。現時点でファンの予想を遥かに上回る力強いアルバムで、モリッシーはまたしてもそのことを実証している。タイトル曲では、ドゥーワップに合わせて、警察、政府 ...
2014.07.10 00:00
Sound Mirror
サイケデリックなロッカーたちは、2012年のデビュー作『On and On』から華々しい旅路を経て、今回の最新作へと辿り着いた。本作ではさらにトリップ感のあるヴァイオリンが入り、ソフト・マシーンやキャ ...
2014.07.10 00:00
1000 Forms of Fear
豪州出身のエネルギッシュなSiaの前作がリリースされてからの4年間、彼女の顔は知られてはいないものの、そのサウンドはあちこちで耳にするようになった。ビヨンセやケイティ・ペリー、リアーナにヒット曲を提供 ...
2014.07.10 00:00
Remedy
昔ながらのルーツ・ミュージックを誇らしげに演奏するパーティ・バンドの8作目。「Doc’s Day」では、年寄りのヒルビリーに怒られて、ストリート・ミュージシャンたちがアンプやドラムを放棄する。しかし、 ...
2014.07.10 00:00
CSNY 1974
40年前の夏、北アメリカで最も偉大な反社会的なスーパーグループが仲直りをして再結成。しばらくの間、活動を再開していた。そしてスタジアム・ツアーを行い、楽屋での不品行や、不安定なハーモニーなどの逸話を残 ...
2014.07.10 00:00
ワンス・モア・ ラウンド・ザ・サン
“今度こそ、すべては上手くいくはず”と、マストドンの6枚目となるアルバムでドラマーのブラン・デイラーは歌う。機知に富んだこのメタル・バンドは装飾的なリフと原始的なヴォーカルをもって、2011年の前作で ...
2014.07.10 00:00
Fuego
12枚目のスタジオ・アルバム。トレイ・アナスタシオのリハビリ後、初のセットとなる感謝の気持ちを反映した2009年『Joy』の後、フィッシュのパーティは再び最高の盛り上がりを見せている。そんな勢いを凝縮 ...
2014.07.10 00:00
オーロラ
オーストラリア生まれでアイスランド在住の作曲家ベン・フロストは、過去10年以上にわたり、ディープかつ繊細なドローン音楽を発表してきた。フロストはたいていギターを弾いており、これまではストリング・アンサ ...
2014.07.10 00:00
Noise vs. Beauty
重低音の匠の10枚目のアルバムは、これまでになく成熟している。胸骨をえぐるベースの響きで知られるフェスティヴァル・スターのこの男、ここではそんなサウンドを不吉なストリングス(「FUN」)や、エッジーな ...