─ハキームという役柄のために「Bout 2 Blow」を書くときは、自分の曲を作るときと比べて、どういった感じで進めたのか。
いつもはたいてい撮影しているかツアーに出ているから、自分の曲を書いたりレコーディングしたりするのは大変だ。でも何とかこなしている。人生のなかでインスパイアされた状況などを詩にしている。
今回のこの曲は、ライオン家のトップに立ちたがっているハキームというキャラクターのために特別に書かれたものだ。彼は今、新しいビジネスを始め、お袋と一緒に経営している(笑)。その会社を引き継ぎたくて、母さんっ子になろうとしている。この曲は基本的に、ハキームが独り立ちしていくさまを歌ったもの。「Drip Drop」とはまったく違うけど、いい出来だし、同じように勇ましさもある。
─この曲はシーズン2の第3話にどう投影されているのか。
ハキームがお袋や兄貴たちの言いなりにならず、自立して地位を築いて力をもつようになっていく。彼は自分自身を信じるようになっていくんだ。成長するってことだな。