ニール・ヤングは、未発表のスタジオ・アルバムやライヴ・アルバムを含むアーカイヴ・コレクションから、いつでもリリースできる状態の29のプロジェクトを解説した。コレクションには1970年代にボツにした多くのアルバムも含まれている。
ニール・ヤングは、2020年内に自身のウェブサイト『Neil Young Archives』を通じて未発表アルバムやライヴ音源を大量にリリースしようという、壮大な構想を明らかにした。そこでヤングはファンに対し、膨大なアーカイヴ・コレクションを整理し、リリースして欲しいプロジェクトへの投票を呼びかけている。ウェブサイトでは、ヤングが近々リリース予定の29のプロジェクトについて解説している。
「これらのプロジェクトはいつでもリリースできる状態にある」とヤングは言う。「サイトに登録したファンは、リストの中からお気に入りの3つのプロジェクトを選択して投票できる。サイトの公式発表を読み、登録者向けの専用リンクから、次にリリースすべきお気に入りのプロジェクトに投票して欲しい」とファンに呼びかけている。
以下に、ヤングがサイト上で公開している各プロジェクトを解説する。
シェイクスピア劇場・ソロ・パフォーマンス(1971年)
1971年1月22日、コネチカット州ストラトフォードにあるシェイクスピア劇場で行ったライヴ。
ヴィカー・ストリート・ソロ・ライヴ(2003年、アルバム『Greendale』)
2003年5月、アイルランドのダブリンで収録されたアルバム『Greendale』のソロ・アコースティック・パフォーマンス。
未発表アルバム『Toast』(2001年、クレイジー・ホース)
2001年にクレイジー・ホースと製作した未発表作品。
『Mountaintop』(2019年)
最新アルバム『Colorado』製作の裏側を追ったドキュメンタリー映像。
『Catalyst』(1990年)
ニール・ヤングとクレイジー・ホースによる1991年のRagged Gloryツアーのリハーサル・ギグ(1990年11月13日、カリフォルニア州サンタクルーズのクラブにて収録)。
『Alchemy』(2012/2013年)
2012年から2013年にかけて行われた、ニール・ヤングとクレイジー・ホースによるAlchemyワールドツアーのドキュメンタリー映像。
『Early Daze』(1960年代)
クレイジー・ホース結成直後にレコーディングしたさまざまな楽曲集。