虚言の果てに両親殺害、死体をバラバラにした23歳息子の謎 米

2022年1月4日、ウィスコンシン州マディソンのデーン郡巡回裁判所で行われた公判初日のチャンドラー・ハルダーソン被告(Photo by John Hart/Wisconsin State Journal via AP)



恋人の家族が所有する農場に死体の一部を遺棄

ブラウン検事補は、ハルダーソン被告がありもしない打ち合わせのために大学に行く代わりに、ライフルで父親を射殺し、ほどなく帰宅した母親も殺害したと主張した。被告は死体を切断して自宅の焼却炉で焼こうとしたが、その後死体の一部を公共保有地や農地、川沿い、用水路、ゴミ箱などに捨てた。

ブラウン検事補は公判に先駆けて、ハルダーソン被告の関与を証明するという証拠の一部を披露した。捜査官はハルダーソン家の暖炉から人間の頭蓋骨の一部を発見した。被告の恋人の家族が所有する農場のオーナーの話では、被告は7月1日の犯行後、奇妙な行動を取っていたそうだ。恋人の家のプールで泳いでいいかと尋ねたが、ほどなく車のトランクを開けたまま農場を歩いている姿を家族に目撃されている。警察はのちにその場所でバートさんの胸部とのこぎり、はさみ、高枝切りばさみ、さらにバートさんとクリスタさんの血がついた防水シートを発見した。さらにブラウン検事補によれば、警察は凶器に使われたSKSライフル(ネット上の友人からハルダーソン被告に贈られたもの)を農地の納屋で発見した。両親を殺害したとみられる日の翌朝、被告は恋人に野暮用があると告げたが、彼の位置情報がウィスコンシン川沿いの林だったのを不審に思った恋人は、位置情報のスクリーンショットを撮影した。警察が現場に向かうと、切断されたクリスタさんの両脚が見つかった。両親を殺害した直後とみられる7月1日の夕刻には、ハルダーソン被告は携帯のNotesアプリを使ってリストを作成していた。その中には過酸化水素、レモンの他、「床をきれいにする」「仕事を見つける」といった指示が書かれていた。

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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