車椅子の男性に向け9回発砲の警察官、5週間かけ解雇へ

事件の翌日、地元警察が開いた記者会見で署長のクリス・マグナス氏は「レミントンの行動には非常に困惑しています。この事件における彼の武力行使は明らかに規則違反であり、我々が行っている訓練にさまざまな点で矛盾しています」と語った。

今回の発砲事件が公式に発表されたのは1月5日になってのことだった。詳細な内部調査を終え、解雇されたレミントン氏には、現在10日間の猶予期間が与えられている。

レミントン氏の弁護人が12月1日に開いた記者会見では、弁護人は、レミントン氏の発砲の理由について、このままでは店の従業員に危害が及ぶ可能性があることを危惧してのものだったと述べた。また、発砲は規則に則ったものであり、「攻撃的な行動だったかもしれないが、警察の仕事にはたびたびこういうことが起こるものだ」と語った。

同地区の担当検事は映像について衝撃的だったとしつつも、これまでレミントン氏に対する起訴は行っていない。

From:This Cop Shot a Wheelchair-Bound Man Nine Times. It Took 5 Weeks For Him to Lose His Badge

Translated by Kazuhiro Ouchi

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