BE:FIRSTと仲間たちの卒業式 SKY-HI「こんなイケてるチーム、他にない」

最終審査の課題曲「Shining One」

ステージはいよいよ最終審査の段階へ到達。RYUHEI/SHUNTOによる「96black」は「addictive Art」を披露。シンプルなビートに歌とダンスで魅せるスキルが問われる曲を、お互いのパフォーマンスを相互作用させながら上り詰めるような達成感は、恐るべきティーンエイジャーだと改めて感じさせる。LEO/RYOKI/JUNONによる「Club JRL」は「Lonely Night」。重層的に構成されたメロディと旋律を三人が丁寧にハーモニーとして響かせ、大人っぽい色気をライブでも醸し出した。RANとREIKOによる「RanRei」が披露する「Just FUN’ky」は、相手のアクションにレスポンスするようなキャッチーなダンスの掛け合いや、軽やかなヴォーカルを、ディスコティックな明るい楽曲の中で共鳴させる。そしてSOTA/MANATO/SHOTAの「Show Minor Servage」の「No Cap Navy」は、ウィスパーなボーカルを聴かせるSHOTA、SOTAのタイトなラップ、MANATOの伸びやかな歌声と、それぞれの声のキャラクターがより明確になり、それが組み合った時の妙も印象的だった。

そして最終審査の映像が流れると、課題曲“Shining One”のイントロが流れる。そしてTeam Shining(SOTA/SHOTA/MANATO/JUNON/RYUHEI)が舞台左手に立ち1番を、Team One(RAN/SHUNTO/RAIKO/LEO/RYOKI)が舞台右手に立ち2番を歌い、サビで全員がステージ中央で邂逅した瞬間には、会場から大きな拍手が沸き起こった。そして曲が終わるとメンバーがそれぞれ握手や抱擁し、肩を組み、最後は円陣を組んで、彼らの運命を決したとも言っていい楽曲を歌い終え、ステージを後にした。

暗転したステージにピンスポットが灯り、ビートが流れると、RANが登場しコンテンポラリーなダンスをパフォーマンスする。そしてステージにはBMSGの所属第一弾アーティストであるNovel Coreが登場し、「THANKS, ALL MY TEARS」を披露。そのままedhiii boiとSOTAを迎え入れ、全員が1月18日生まれということから企画されて作られた「118」を披露。曲が終わり、ステージを後にしようとするedhiii boiを、ステージに登場したRUIとTAIKIが「もっと遊ぼうぜ!」と呼び止め、SKY-HIと共に「14th Syndrome」のパフォーマンスに移行。RUIのヴォーカル力と、edhiii boiとTAIKIのラップ力の高さには本当に驚かされる。そしてSKY-HIは受容のメッセージをメロウに歌う「me time」をSHOTAと共に歌い上げ、曲終わりには“Aile The Shota”というアーティスト名の入ったBMSGパーカーをSHOTAに手渡した。続いてはREIKOを迎え「One More Day」を披露し、REIKOのソウルフルな歌声がアリーナに響き渡った。


Photo by ハタサトシ

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