イスラム教徒の連続殺害事件、逮捕された容疑者もイスラム教徒か 米

容疑者はスンニ派イスラム教徒の可能性

ここ最近の射殺事件をうけ、警察はイスラム教徒が経営する企業や礼拝場所のパトロールを強化した。事件後には車両の写真を公開し、襲撃で犯人が乗っていたと思われる窓を黒塗りしたグレーのフォルクスワーゲンの捜索協力を要請した。その後、アルバカーキ警察のメディナ署長は車両を発見したこと、第一容疑者を拘束したことをツイートした。

カイル・ハートソック警察副本部長が記者会見で語ったところでは、写真を公開してから数百件の情報が警察に寄せられ、イスラム教徒コミュニティからの情報でサイド容疑者に絞り込まれたという。

さらに警察の話では、サイド容疑者はアフガニスタン出身で、ニューメキシコ州に住んで約5年になるという。家庭内暴力で3度軽罪に問われたが、いずれも起訴は取り下げられた。ニューヨーク・タイムズ紙は、スンニ派イスラム教徒が容疑者で、娘がシーア派と結婚したためシーア派を狙ったらしい、と報道した。警察はこの報道を断言することは拒んだものの、このような情報があったことは認めた。現在は容疑者の動機について捜査しているという。

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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