窪塚洋介が語る、「腸活」と「調和」を大事にする生き方

そんな窪塚は現在、ゴルフに夢中だ。彼のInstagramにも、ゴルフ場で楽しそうに過ごす彼の様子が連日アップされている。

「意外ですよね。僕が一番そう思っています(笑)。なぜか家にゴルフクラブが一式あって、友人に半ば強引に打ちっぱなしに連れて行かれたのですが、めちゃめちゃ調子が良くて『あれ? もしかして天才なんじゃね?』って(笑)。それでまんまとノセられてコースへ出るようになったらあっという間にハマりました。まず、止まっているボールを打つのがこんなに難しいのかと、技術的な部分での奥深さに感銘を受けました。しかも、ゴルフが好きな人たちと本当に仲良くなれるんですよね。前から仲がよかった人との絆はより深まるし、初めましての人ともすぐ打ち解けることができる。ゴルフが社交場に利用されてきたのには、ちゃんと理由があるんだなとやってみて思いました」

ゆくゆくは、アーシング(靴やソックスを脱いで、裸足や素肌で地球の大地と直接つながること)できるような無農薬のゴルフ場を、友人と経営するのが夢だという。常に行き当たりばったりで、心のままに動いてきたからこそ、これほどまでに充実した「今」があるのだろう。



「実はこの間も、イギリスの映画監督によるSF超大作に名指しでオファーが来たんです。4番手の役で『これは!』と思ったのですが、ワクチン必須だと言われてしまって。俺はワクチン打たないと決めているので、泣く泣く断ったんですよね。おそらく20代の俺だったらオファーを受けるために信念を曲げて、ワクチンを打っていたかもしれない(笑)。でも今は『腸』が基準になっているから、そこを無視する選択肢はないんです。そういう意味ではハングリーではなくなったかもしれないけど、逆に『腸活』にハングリーになっているとも言えますよね。これからも『腸』で決めます。窪塚“腸”介に改名しようかな(笑)」


窪塚洋介
神奈川県横須賀市出身。1995年に俳優デビューし、映画を中心に舞台でも活躍。2017年にマーティン・スコセッシ監督作『Silence-沈黙-』でハリウッドデビューを果たすなど、国内外の作品に多数出演するほか、音楽活動、モデル、執筆と多彩な才能を発揮。『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』DVD(NHKエンタープライズ)が好評発売中。また、18年ぶりの邦画単独主演映画となる「Sin Clock」(牧賢治監督)が2023年2月10日に新宿ピカデリーほか全国公開予定。


ロケ地協力:NORTH VILLAGE 渋谷VIP店

Photo = Mitsuru Nishimura Hair and Make-up = Shuji Sato (Botanica make hair)

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