米大学生4人刺殺事件、現場で犯人が発した一言「大丈夫、助けてあげるから」

当局いわく、携帯電話の履歴やデータを駆使した結果、コーバーガー容疑者が事件前日の朝に現場付近を訪れていたことが確認された。携帯電話の位置情報によれば、コーバーガー容疑者の携帯電話は11月13日午後に少なくとも3回現場付近にあった。つまり、彼は犯行後に現場に戻っていたと思われる。警察がコーバーガー容疑者の自宅の捜査令状を入手したところ、コーバーガー宅のごみから見つかったDNAが犯行現場に残されていたDNAと一致したため、逮捕令状が出された。

警察によれば、コーバーガー容疑者は2022年秋にプルマン警察のインターンに応募していた。提出したエッセイには、「地元警察当局が公安業務でデジタルデータをより効果的に回収・分析できるよう」サポートしたい、と書かれていた。

コーバーガー容疑者は第1級殺人罪4件および重大住居侵入罪1件で起訴され、終身刑または死刑が求刑される可能性もある。ローリングストーン誌はコーバーガー容疑者の公選弁護人に連絡したが、弁護人は裁判所の報道禁止令により声明を発表することができなかった。アイダホ州の法律では、公正な裁判に支障がおよびかねない情報が外部に漏れないよう、報道禁止令が出される。

「今回の殺人事件は地元コミュニティを震撼させました。逮捕されても若い学生たちが戻ってくるわけではありません。ですが、刑事司法で正義が必ず果たされると信じています」と、フライ署長は6日に発言した。「念を押すと、事はまだ終わってません。まだ始まったばかりです」

from Rolling Stone US

Akiko Kato

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