ENHYPENが語る、『DARK BLOOD』にこめられた想い、ひたむきな努力

『DARK BLOOD』収録曲をメンバーが解説

―いうならば、4th Mini Album『DARK BLOOD』を出す今のタイミングはENHYPENにとってどのようなターニングポイントになりますか。

JUNGWON:ワールドツアーを経験して成長した姿をお見せできるアルバムになりそうです。

HEESEUNG:ENHYPENとENGENEの時間が、さらに特別感を増す転換点になると思います。



―ENHYPENは作品と自身のストーリーの結びつきが強いアーティストかと思いますが、『DARK BLOOD』ではメンバーのどのような想いや考えが作品と繋がっていますか。

JUNGWON:ENGENEを大切に想う気持ちや感謝をこめました。「僕たちの想いを頑張ってお見せしたい」という気持ちが強いです。

―“圧倒的コンセプト消化力のENHYPEN”と称されることについては、どのように感じていますか。

JUNGWON:そのように言っていただけて、本当に光栄です。デビュー当時はコンセプト的に難しい点も多かったのですが、メンバー全員が着実に成長を重ねてきた成果だと思います。

―せっかくなので、『DARK BLOOD』に収録されている各楽曲のテーマと聴きどころを教えていただけますか。

SUNGHOON:タイトル曲「Bite Me」では、運命の相手と再会した少年が、血で繋がった運命であることに気づき「証を残したい」と願うストーリーを、ミニマルかつ中毒性のあるメロディーで描いています。雰囲気が変わる部分をキャッチしたり、リズムに乗ったりしながら聴いてくださると嬉しいです。



JAKE:「Sacrifice (Eat Me Up)」のテーマは、「お互いを忘れたということ」「後悔」「犠牲」。奥深い雰囲気が盛りこまれているので、よく探しながら聴いてみてください。



HEESEUNG:「Chaconne」は、“死者を復活させるためのダンス曲”という意味を持つバロック時代17〜18世紀の音楽、Chaconneがタイトルの由来になっています。一人だけの踊りに酔って落ちていく少年の姿を描いた曲なので、ENGENEの方々は職場や学校などで心の中で踊りたい時に聴くといいんじゃないかな。



SUNOO:「Bills」は、失われた愛による後悔と苦しみを「請求書」に例えて、普遍的な愛の物語に昇華したユニークな曲。導入部に集中しながら聴いていると、あっという間に3分が経っているはず!



JAY:「Karma」は、「君と僕は前世から繋がった運命であることを忘れないでほしい」というメッセージをこめた曲です。コンサートでENGENEと一緒に歌って楽しみたいですね。ストレスを感じている時や解消したい時にぴったりだと思います。



―タイトルソングである「Bite Me」のレコーディングディレクションにHEESEUNGさんが、振り付けにNI-KIさんが参加しそうですね。

HEESEUNG:この曲を聴いた時に「もっともっと良い方向に行かせられる」と感じ、参加することにしたんです。

NI-KI:ユニークなポイントを入れたくて。これまでのENHYPENの振りにはなかった動作をいれてみました。僕のアイデアが通ってとても嬉しかったです。

―では、最後に。表現において『DARK BLOOD』で新たに「できるようになった」「成長した」と感じたことはなんでしょうか。

SUNOO:ジャケットやミュージックビデオの撮影、レコーディングなどをしているとき、全体的な部分からディテールまで気にする自分がいて、すべてが成長したと感じました。

SUNGHOON:『DARK BLOOD』を通して、コンセプトを吸収して表現する能力が、より成長したと思います。

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韓国 4th Mini Album
 『DARK BLOOD』
ENHYPEN
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