Gabrielsが語るソウルへの深い愛情、ティナ・ターナーやケンドリック・ラマーとの繋がり

エルトン・ジョンとの共演、ケンドリック・ラマーとの繋がり

—レジェンドにまつわる話といえば、今年のグラストンベリー・フェスでエルトン・ジョンとジェイコブの共演が実現しましたよね。私も現地で見てましたが、あんなにたくさんのお客さんが集まったライブは人生で初めてでした。ゲイブリエルズにとっても特別な一日になったと思いますが、振り返っていかがですか?

ジェイコブ:あれは人生が変わる瞬間だった。

ライアン:もう泣かずにはいられなかったよ。僕らは、たった2年前に初ライブをしたばかり。そんな僕らを、信じられないくらい大勢の観客が観てるんだ。そして、ジョンが過去最大の観客を集めた。その光景が一体どんなものかなんて想像できないだろう?

ジェイコブ:素晴らしかったよ。まるで現実の出来事とは思えなかった。「誰かが僕を引きずりおろして、歌わせてくれないんじゃないか? 僕ってこの場にふさわしいのか? いや、ふさわしくないよな……」なんて考えていたら、彼に名前をコールされた。「おっと、僕の出番が来たみたいだ」ってステージに向かったよ。そのときになってようやく、「どうやらこれは、実際に起こってるようだ」って理解した(笑)。今でも信じられない。20万人ものオーディエンスが集まっていたんだから。








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—自分たちでフェスを開催するとしたら、どんなアーティストに出演してほしいですか?

ライアン:デヴィッド・ボウイ。

ジェイコブ:ティナ・ターナー、マイケル・ジャクソン。

アリ:ニーナ・シモン。

—みなさん故人ですね。

ジェイコブ:ビヨンセも呼ぼう。あと、ケンドリック・ラマーも。

—ジェイコブはコンプトンの出身ですよね、同郷のケンドリック・ラマーはやはりお好きですか?

ジェイコブ:今まで話したことがなかったけど、彼とは高校の同級生なんだ。卒業の年に同じクラスだったんだよ。

—へえ! そういえば同い年ですよね(共に1987年6月生まれ)。

ジェイコブ:ああ。誰にも言ってなかったけど、一緒にレコーディングしたから(話しても)問題ないはず。高校時代に友達だったんだ。嘘じゃないよ!

アリ:僕らが(プロデューサーの)サウンウェイヴと一緒に制作した時に、彼がサポートをしてくれてたんだ。ケンドリックが来てくれて嬉しかった。

ジェイコブ:彼はとてもいい奴なんだ。僕らの音楽を聴いてサポートしてくれる存在がいて、とても光栄だよ!


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Photo by Masato Yokoyama

Translated by Kazumi Someya, Natsumi Ueda

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