『ロックの殿堂』入りを果たしたグリーン・デイの軌跡:22の大事な出来事

(Photo by Kevin Mazur/WireImage for Rock and Roll Hall of Fame)

チャリティへの参加


2006年のあの頃に、世界でU2とグリーン・デイよりも偉大なロックバンドはおそらくはいなかっただろう。だからこの2バンドがタッグを組み、ハリケーン・カトリーナの被災者を救済するファンドを立ち上げるため、ザ・スキッズの1978年の曲『ザ・セインツ・アー・カミング』のカヴァーをチャリティ・シングルとしてレコーディングしたのは適切だった。その年の9月25日、ルイジアナ・スーパードームがカトリーナでひどく損壊して以来初めてのニューオリンズ・セインツのホームゲームに先立って、この2バンドはチケットが完売した満員のスタジアムで共演し、この曲をはじめ数曲を生演奏した。さらに良いことに、ニューオリンズ・セインツはその晩、アトランタ・ファルコンズを23対3でぶちのめした。

アニメソング


ヴィジュアルについて言えば、グリーン・デイはいつもアニメっぽい方向にシフトしてきた。だから、2007年に初めて『ザ・シンプソンズ』で黄色い肌と4本指の姿に加工されたことは、どちらかといえば意外だ。バンドメンバーは『ザ・シンプソンズ・ムービー』に本人役で出演し、艀船上のパフォーマンスで象徴的な映画主題歌のパンクバージョンを演奏した後、ゴミを投げつけられ(94年のウッドストックの再現?)、スプリングフィールド湖に沈められた。そのため、かなり話題になった映画の続編で再出演する機会は失われた…。

覆面疑惑


2007年12月、グリーン・デイのメンバーはプリマ・ドンナのヴォーカル兼ギタリストのケヴィン・プレストンと一緒にフォックスボロ・ホットタブスというバンドのMySpaceページとウェブサイトを作成した。それから数ヶ月間、このバンドは実はグリーン・デイの別名なのではないかという噂が飛び交った(バンドのウェブサイトとMySpaceページから入手可能なオリジナル曲は、明らかにアームストロングがヴォーカルで参加しており、それが手がかりになっていたため)。2008年4月、フォックスボロ・ホットタブスとグリーン・デイの「唯一の共通点は俺たちが同じバンドだということだ」と書いたMTV宛のメールで、アームストロングははっきりとさせた。直後ホットタブズはガレージロックなフルアルバム『ストップ・ドロップ・アンド・ロール』を発売し、特にメタな瞬間にはグリーン・デイの特集を行った週の『ラスト・コール・ウィズ・カーソン・デイリー』に出演した。

『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』


チャートのトップに立ち、世界中のアリーナを満員にした後、あなたならどうするだろうか。あなたがグリーン・デイ(または数年後のU2)なら、グレイト・ホワイト・ウェイ(ブロードウェイ)に向かうだろう。バンドと『春のめざめ』の演出家マイケル・メイヤーは『アメリカン・イディオット』をミュージカルに翻案した。まずカリフォルニア州バークレーで上演され、それから2010年4月20日、ブロードウェイのセント・ジェームズ劇場で上演を開始した。かつての生意気なパンクロッカーにとってはかなりありそうにない展開だが、アームストロング自身は50回ほどのショーでセント・ジミー役をこなした。400回以上の上演を終え、この作品はニューヨークで幕を下ろす前に、トニー賞2部門とグラミー賞1部門を受賞した。

グリーン・アンド・ローゼズ


グリーン・デイは今年までにロックの殿堂入りは果たさなかったかもしれないが、2012年4月14日、クリーブランドで行われた殿堂の式典で至るところに痕跡を残していた。バンドは『アメリカン・イディオット』収録曲の「レターボム」の演奏で激しく走り抜けるように式典の幕を開けた後、アームストロングはガンズ・アンド・ローゼズのプレゼンターを務めるため再びステージに姿を現した。それから彼はまたステージに戻り、この時はガンズの名作『ミスター・ブラウンストーン』のバック・ヴォーカルを務めた。このコラボレーションはガンズの楽屋のバスルームで直前にリハーサルが行われた。

Translation by Deluca Shizuka

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