アトランタの気鋭ラッパー、ガンナが語る『WUNNA』と自分らしい生き方

ーあなたの好きな気晴らしに、ショッピングがあると思います。今やニーマン・マーカス[訳注:アメリカの百貨店チェーン]が経営破綻して、店も閉まっている。どういうふうに買い物をしてます? どこで買い物を?

ガンナ:正直、行く場所がないから買い物もしてない。しょっちゅうクローゼットに入っていっては新しいものを手に取るんだけど、着ていく場所もない。ほんとに、モールまで行くのはなにか用事があるときだけ。用事がないときは買い物をしすぎないようにしてる。だからこの機会に、これまで買ってきたもののなかから、着る機会がぜんぜんなかった新しい服をおろしたんだ。だから新しい服をまだ着れてるってわけ。

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ーInstagramを見て気づいたんですけど、いまもあなたは毎日バッチリ決めた服装をしてますよね。フルワードローブで着飾っている。全世界が同じような服を着ていて、家の中でパジャマを着ているいま、なんで服を着るのがそれほど大事なんでしょう。

ガンナ:だってそれが俺だから。子供の頃から1日に2、3回は着替えてたよ。理由はわからない。母さんに聞いてくれ。ずっとそうしてきたんだ。だからいまもそうしてる。君が俺に会いに来るときには、わかるだろ、俺はこういう服を着る。それが俺の人生のやり方なんだ。服が大好き。かっこよく見えるのも好き。俺が毎朝起きては着替える理由はそれにつきると思う。

ーツアーやクラブへの出演がなくなって、仕事に影響ありましたか?

ガンナ:とても。ツアーが仕事のアーティストだから。出演予定はほんとにぎっちり。ショウも控えてたんだ。そこが俺にとっての変化だね。チルしてるよ。2年は家に帰ってなかったから。こんなに長く休んでるなんて。君らの仕事に対してなんの気持ちがあるわけでもないけど、俺だってスタッフに給料を払わないといけないボスだ。みんなこの状況を切り抜けようとしてる。



ー客演を増やしているのはその影響を埋め合わせるためですか?

ガンナ:ほんとにたくさんの客演をやったね、まだ精算中だよ。だから、結局のところ、まだ支払い待ちの客演がある。この状況が終わるまでのあいだにも、支払いのある客演がいくつかあるはずだ。つまり、いまのところ客演で生計をたててるってことだね。

Translated by imdkm

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