ーそうした事実が露見されたのが、この数ヵ月でもあったと。おふたりとも積極的に海外のアーティストと繋がり、シーンを結ぶような活動をされていると思います。今後物理的な移動ができない中で、海外とのコラボはどうなっていくと思いますか。STAMP:今回SKY-HIさんとは実際お会いして作ることができましたが、海外のアーティストとコラボする時には、相手をよく知ること、しっかりコミュニケートしないといけないと思っています。そういう意味でも、SKY-HIさんとはお互いにどういう感じを欲しているのか、なんとなくわかっている中で作ることができたのでよかったですね。でも、デジタルでもらって音楽を作り直すというテンポも悪くないと思っています。音楽を送って、楽曲にラップを乗せてもらってまたフィードバックするというキャッチボールも面白いですね。
ーSKY-HIさんはどうですか?SKY-HI:僕が思うところはふたつあって、たとえばInstagramとかでは、しょっちゅうDMが来るんですよ。で、1回も会ったことがなくても、ラッパー同士で曲を作るのは可能だと思います。ただ、会った事もないまま仲良くなったアーティストもいるんですけど、実際仕事までは結びつかない事が多いんですよね。それはやっぱりフィジカルなコミュニケーションがあったほうがいいよねっていうことなんだと思います。音楽って、すべてがコミュニケーションじゃないですか。そういう意味では新しいコラボレーションがしづらいところはあるかなと思います。
ー対面した時の何気ないコミュニケーションが、創作におけるグルーブになっていくと。STAMP:今回SKY-HIさんとの曲をリリースするのに、対面で会うことができないのが残念です。今一番、日本に行ってライブをやりたいですね。日本に行った時にはタワーレコードに行ったりしているので、是非また行きたいと思っています。
SKY-HI:一緒に渋谷に行きたかったですね。
ー日本のレコードショップにSTAMPさんとSKY-HIさんがいるのはすごい光景ですね。STAMP:タイではほぼほぼデジタル化しているので、体感として感じれるものが少なくなっているんですよね。日本に行くとまだフィジカルなものが残っているので、そこに関心が深いです。日本で他のアーティストのリリース広告を見たりするともっと頑張らなきゃって思ってパワーをもらっているので、そのパワーをまた取りにいきたいです(笑)。
<楽曲情報>
STAMP「ジェイルハウス feat.SKY-HI」リリース日:2020年9月18日(金)
楽曲配信リンク:
https://avex.lnk.to/STAMP_jailhousePRSKY-HI「SKY-HI’s THE BEST」リリース日:2020年9月23日
楽曲配信リンク:
https://SKY-HI.lnk.to/best_al購入リンク:
https://avex.lnk.to/SKY-HIs_THE_BESThttps://avex.jp/skyhi/discography/