少女時代が語る、空白の5年間と待望のカムバック

強烈な個性の集まり

ーソロ活動を始めてからどんな困難に直面しましたか? 今まで知らなかったことでも、これまで経験しなかったことでも構いませんが。

ユナ:私は1人で仕事するとき、とくにメンバーと一緒にいた後は物静かになります。一緒の時はいつも陽気で、みんなかなりおしゃべりです。興奮がボルテージに達して、みんな少しはしゃいでしまうんでしょうね。

ヒョヨン:私はソロ活動を始めてからだいぶ経ちます。前よりはマシになりましたが、1人で楽屋にいると退屈することもあります。もちろんスタッフと一緒にいるのも楽しいですが、今回のアルバムでメンバーと一緒になってみて、自分にとって一番楽しい瞬間なんだと気づきました。

テヨン:一番大きな違いは……とても騒がしいという点ですね(笑) それはもう賑やかですよ。グループで活動するといろんな感情が沸き起こってきます。精神的な負担もありますが、心のよりどころや頼れるものもあります。例えば、私のせいで振付を台無しにしたくはありません。でも同時にメンバーがいるので、頼りにすることができます。自分と同じ考えをする人が隣にいるんだ、と知ることが出来るんです。

ーソヒョンがTVに出ていたり、ティファニーがミュージカルに出演したりと、長年ともに過ごしたメンバーがソロ活動を始めるのを見るのはどんな気持ちでしたか? メンバーのキャリアの方向性に驚きましたか? もしくは今までずっとやりたかったことをやっているな、という感じでしたか?

スヨン:私はティファニーが『シカゴ』のオーディションを受けて、ロキシー役で舞台に上がるまでをずっと見てきました。彼女が徐々に自分らしいロキシーを作り上げていくのを見てとても誇らしく思いましたし、私も舞台を離れてしばらく経つのでやる気を駆り立てられました。彼女を本当に誇りに思います。彼女はやると決めたことは必ず成し遂げる人ですし、実際に成し遂げたんですから!


ユナ:私はいつもメンバーそれぞれの活動を見るたび、驚かされます。一人ひとりがそれぞれの分野で成功し、才能を認められてきました。こんなことになるなんて本当にびっくりです。私も心から感謝しています。

テヨン:私たちがこの業界に入って15年経ちますが、特定の分野では新人です。彼女たちが初心でこうした活動に取り組んでいるのが分かるので、とても誇らしい気持ちでした。彼女たちが一生懸命なのを見て、心から誇らしく思いました。ソユンが女優として活躍する姿を想像もしていませんでしたし、ティファニーがミュージカルに出るなんて考えたこともありませんでした……それも『シカゴ』のロキシー・ハート役ですよ? 私たち全員が、予想もしなかった方向に進んでいます。だからこそ余計に楽しみなんです。今回のアルバムでこの先どんな方向に行くのか、ワクワクします。

Translated by Akiko Kato

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE