N0NAMEが語るライブへのこだわり、乗り捨ての車一台で上京してからの5年間

-続いて、ATSUYAさん。

ATSUYA:高校を卒業して、やりたくないことはしたくなくて就職しなかったので、何もすることがなくて。ただ、当時付き合っていた彼女が芸能界に憧れながらダンスをしていたんですね。その姿を見ながら「あ、自分もそっちの道にチャレンジしてみようかな」と思い立って、最初は本当にノリで歌やダンスを習い始めたんですけど、だんだん「自分はこれがやりたい」と思うようになって、ちょくちょくライブもやらせてもらっていたんです。ただ、次第に自分で何か作りたいと思うようになって、そのときに仲良くなっていたHIROSHIと「格好良いことしたいよね。自分たちでチーム作ろうぜ」と。それで結成したダンス&ボーカルグループがN0NAMEですね。


ATSUYA

-N0NAMEを結成した当時の目標は何だったんですか?

ATSUYA:「何かになりたい」とかデカい目標とかは特になかったんですけど、とにかく何にも縛られずライブがしたくて。ライブで食っていきたかったし、「ライブを一生やっていくんだ」という気持ちで結成しました。

-続いて、HIROSHIさん。

HIROSHI:中学3年生のときの文化祭で、初めて人前で歌ったんです。1000人ぐらい生徒がいる学校だったんですけど、その人数の前でバンドで歌ったらすごく気持ち良くて。しかもモテたんですよ。歌が上手くて、格好良かったので。


HIROSHI

Toki:あんまり自分で言うことじゃないよね(笑)。

HIROSHI:背も高いし、モテない要素が見つからなくて。

一同:(笑)

HIROSHI:それをきっかけに「音楽っていいな。格好良いな」と思って。それから工業高校に進学したので、就職するしかなかったんですけど、働き出してから1年ぐらいして歌を習い始めたんです。その通っているところのオーディションでATSUYAと同じグループに入ったんですけど、そこは方向性とか何もかも運営が決める方針だったので、自分たちがやりたいことをやれる感じではなかったんですよね。だから、ATSUYAと一緒に新しくグループを組むことにしたんです。で、メンバーも仲の良い人たちを誘って。言ってしまえば、全員友達なんですけど、それでここまで来た感じです。

-続いて、SEIRAさん。

SEIRA:母親が音楽好きだったので、子供の頃から一緒にジャニーズのグループとか、GACKTさんとか、いろんなアーティストのライブを観に行ったりしていたから、ステージに立ってパフォーマンスする人たちへの憧れはあって。で、大学生のときにダンスサークルに入ったんですけど、そのきっかけになった子が音楽のスクールに通っていて、僕もそこで歌とダンスを習うようになって、人前でパフォーマンスするようにもなったんです。ちなみに、N0NAMEは名古屋で結成されたグループなんですけど、他のメンバーはそのスクールの名古屋校にいて、僕は大阪校にいて、その名古屋校と大阪校の共同イベントでメンバーと知り合って。それで、自分は途中加入だったんですけど、のちにN0NAMEのメンバーになるんです。

Rolling Stone Japan 編集部

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