INUWASIが語る変化の理由、アイドルシーンの新鋭に初取材

INUWASI

2020年2月にデビューした6人組アイドルユニットINUWASIが徐々にアイドルシーンで頭角を現している。様々なイベントから引っ張りだこで、サーキットイベントのタイムテーブルを見るとセカンドステージのトリに彼女たちの名前があることも珍しくない。

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INUWASI躍進の理由のひとつは、昨年からサイケやトランスといったダンスミュージックとロックを融合させた路線を推し進めるようになったこと。「Altair」や「Change」といったキャッチーな名曲を次々と世に送り出し、それと呼応するかのようにフロアには多くの人が溢れるようになってきた。自分も今年になってINUWASIの大ファンになり、足繁くライブに通うようになったひとりだ。

そんな彼女たちが9月26日に5枚目となるミニアルバム『Revive Your Faith』をリリースした。10月23日にSpotify O-EASTにて開催される東京ワンマンツアーのファイナル公演を控えた6人に、新作のことを含め、INUWASIの今について語ってもらった。

―INUWASIは名曲だらけなので、まずは自己紹介がわりにみなさんが最近好きなINUWASI楽曲を教えてください。

ライカ 最近ずっと聴いてる曲は「Planetes」です。この曲はライブでもたくさんやるしファンの方もすごく盛り上がる曲なんですけど、曲調も明るいし、歌詞もすごく勇気をくれる前向きな内容なので、落ち込んだときにこの曲の力強い歌詞を聴くと、「こんなんじゃダメだな」って勇気をもらえます。悩んだときとか元気を出したいときによく聴いています。



すずめ 私が好きな曲は『Revive Your Faith』にも入っている「Hyper Nova」で、今はライブでも定番の曲になりつつあります。最近、私は上手く歌を歌えない感があったんですけど、この曲をライブでやるようになってからすごく自信がつきまして。この曲はキーが高くて、歌ってて楽しいので大好きです。



―では、がるむさん。

がるむ 最近好きな曲……うわー、困っちゃった。あのー、暗い曲というか、ダークでシリアスな世界観の曲が好きです。「crier」とか「holy」とか「memento」とか。これまでINUWASIは路線変更を繰り返しているんですけど、そのちょっと前のEP、『Aquler』や『Thanatos』に収録されている暗めの曲が好きです。歌ってて感情移入できる歌詞だし、 暗い曲のパフォーマンスのほうが私は得意なんです。



―がるむさんはパフォーマンス中、クールに見える場面が多いですよね。

がるむ え、笑ってるんですけど?

―もちろん、笑ってるときもあるけど(笑)、キリッとした表情がより印象に残るというか。

がるむ あ~、ありがとうございます!

―では、イヴさん。

イヴ 私も普段はがるむさんが言ってたみたいな暗めの曲が好きなんですけど、 最近はちょっと気分を上げていこうとシフトチェンジをしたので、「Change」をよく聴いてます。



5人 (一斉に驚きの声を上げる)

イヴ (笑)改めて歌詞を見ると「めっちゃいい歌してるやん」って思って。最後のすずめのパートとかクルものがあります。

―続いて、はのんまゆさん。

はのんまゆ メンバーには何度も言っていて聞き飽きてると思うんですけど、今回のミニアルバム『Revive Your Faith』にも入ってる「クレバス」です。私は中学生の頃からバンドをやってたこともあって夏フェスでバンドを観るのがすごく好きだし、「夏!」って感じの曲が本当に好きなんです。今回、INUWASIにもやっとそういう曲が生まれたのでそればっか聴いてます。



―最後、カリヲリさん。


カリヲリ 私が最近ハマってる曲は「All I Know (Rearrange)」です。昔(リアレンジされる前)はライブでこの曲をやるときは負け組から這い上がるようながむしゃらな気持ちで臨んでたんですけど、今は前よりもたくさんの人がライブを観てくれているので、今はそういうたくさんの仲間を引き連れて、もっと前向きな気持ちで歌えるようになりました。そういうこともあって最近よく聴いてます。



―こうやって聞いてみると、ライブでやってる曲を好きになりがち?


すずめ 私はそうかもしれない。

はのん ライブで回数を重ねるごとに思い入れが増していく曲はけっこう多いかもしれないですね。

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