STARKIDSが宣言した世界への道、ボーダレスに共振する仲間たちとブチ上げた渋谷の夜

6人が一旦捌けた後、「STARKIDSやばくね?」というお決まりのSEが流れ、オーディエンスが「これで終わり?」と戸惑っていると、BENXNIとTAHITIが再登場し、2人で「TENGOKU」を披露。BENXNIが「ここで終わるわけないじゃん!」と叫び、Space Boy の「KINISHINAI」、espeonの「i dnt wna fall in luv with u !」と続け、STARKIDSがリスペクトするkuudereが登場。そしてheaven11にバトンタッチし、ROARも参加しての「Any Day」。

その後、Space Boyが「次はpinponpanpon。日本のトップアイドル」と紹介し、pinponpanponの3人が現れ「PinPonDash」を披露したり、ROARが「今から南国にしましょうか」と言って、同じ石垣島出身のSERIと共に「Old & New」をパフォーマンスしたり、leviが、「STARKIDSは冗談抜きで世界に行こうとしてる」と宣言した後、アメリカから招いたlil ricefieldが登場する一幕もあった。そもそもSTARKIDSは言語の壁を音楽とヴァイヴスであっさりと越え、クルー結成に至ったわけだが、そのボーダーレスぶりはグループの内外問わずだ。「Year of the 9」のビジュアルには大きく「全年齢」というコピーが付記されていたが、性別もジャンルも国籍も関係なく、STARKIDSという概念で繋がるアーティストたちが続々と現れた。


Photo by @karlifetz

終盤は再びSTARKIDSのブロックに。ROARの呼びかけによって、スマホライトが沖縄の星空のごとく煌めいた「STAR ISLAND」は、leviがフラッグを振る中、大合唱が巻き起こった。ROARが「お前ら最高。おかげでこんなに最高のライブができて感謝しかないです」と伝えると、BENXNIが「最高のままでいて」と続け、leviが「最高のお前らのために俺たちアルバム作ってるから」と宣言した。

ハードテクノ調の新曲「Back2Back」でコール&レスポンスが決まった後は「HORIZON」。STARKIDSに〈星までに行こう〉と歌われると、本当にどこにだって行けるような気がするから不思議だ。BENXNIが「熱いのは誰のせい?」と問いかけてからの「STARKIDS NO SEI」は、SERIも参加し7MC編成で、最高の俺らについてきたらすべてが変わるよ、とオーディエンスをアジテートした。


Photo by @karlifetz

Space Boyが「みんな来てくれてありがとう」と言って、最後は「FLASH」。イントロでOiコールが轟く中、今日の出演者がステージ上に勢ぞろいし、大勢が入り乱れてのフィナーレになった。鳴りやまないアンコールの声に応え、TAHITIが「お前らのために新曲用意したよ」と言って、最後の最後でさらなる新曲を披露し、イベントは終演。STARKIDSが放つ全能感はファンダムが拡大すればするほど強力になる。本格的に海外も視野に入れた今、どこまでそのパワーが届くのか。楽しみでならない。

STARKIDS
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Rolling Stone Japan 編集部

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