2011.02.10 00:00
ヴァイオレット・クライズ
インディ・ロック・シーンに次々と現れる、現代の魔女たち。“ウィッチ・ハウス”なるジャンルまで誕生して顔色の悪さを競い合っているが、アメリカの名門マタドールが海を越えて契約したのが、デンマークの童話から ...
2011.02.10 00:00
リチュアル
ホワイト・ライズの2009年のデビュー作はイギリスでナンバー・ワンとなったが、それは彼らのムードを大きく変えなかった。セカンド・アルバムにおいても、彼らはロンドンの冬のように寒々しく、ハリー・マックヴ ...
2011.02.10 00:00
Dye It Blonde
シカゴのトリオの2作目は、デヴィッド・ボウイなら“完全にバンバン”と言うであろう、きらびやかなグラム・ロックの、強烈な爆風だ。自宅録音による2009年のデビュー作には汚らしい60年代風のガレージが満載 ...
2011.02.10 00:00
CD
いとうせいこうをメンバーに含む実験的ポップ・ユニットの7作目は、顔文字、ギャル文字、発音記号までも駆使して「文字」と「言葉」の可能性に挑戦した、思考回路が文字化けすること必至の問題作。コーネリアスの『 ...
2011.02.10 00:00
サンキュー、ハッピー・バースデイ
ノスタルジックな旅は未来からの衝撃にもなる? ケイジ・ジ・エレファントはそう思っている。ケンタッキーのバンドの2009年のデビュー作は、パンク、ガレージ、ブルースといった下品で古典的なサウンドと、デジ ...
2011.02.10 00:00
フローレサンス
ニューヨークのドリーム・ポップ・バンドの4枚目のアルバム。前作では抑制された感覚が目立っていたが、今作で一気にポップに突き抜けたという印象だ。ユキ・チクダテ嬢の抜けのいい歌唱とも合致して、実に解放感に ...
2011.02.10 00:00
Content
ギャング・オブ・フォーは年老いた気難しいマルクス主義者で、それを誇りに思っている。1979年の『エンターテイメント!』における反資本主義のパンク・ファンクは何世代ものバンドに影響を与えたが、その表情は ...
2011.02.10 00:00
world record
“コンテンポラリー・エキゾチック・ロック・オーケストラ”の頭文字を取って“cero”。その名のとおり、マーチン・デニー~細野晴臣~サケロックへと流れるチャンキー・ミュージックの遺伝子を、90年代Jラッ ...
2011.02.10 00:00
ミシェル・ポワカール
オリジナル・メンバーをドラッグのオーヴァードーズで亡くしたブルックリンの3人組は、映画『勝手にしやがれ』の主人公の名前を冠したこのセカンド・アルバムでも、ボルチモア時代の友人であるディプロやスパンク・ ...
2011.02.10 00:00
Mother Goose
北海道出身の4人組のメジャー移籍第2弾アルバム。多彩なエフェクトによる暖かく浮遊感溢れるギターサウンドに乗せ、「マザーグース」というタイトルが示すように、「みんなのうた」的な懐かしさを想起させる歌が淡 ...