神聖かまってちゃん現体制ラストライブ「思い出ってのはいつもキレイでずりぃな」

ちばぎん脱退に伴い、この4人による神聖かまってちゃんの最後のステージとなった


ライブは、の子によるMCからスタート。「いつだって終わりはくる。人生でもなんでも。今日は神聖かまってちゃんとして1つの終わりが来る。だからお前ら、その終わりの終わりまで、叫べ、動け! 衝動をくれよ、俺に。別に歌わなくたっていい。垂直立ちでも、体育座りでもなんでもいい。その衝動をくれ! 全部感じ取ってやるから」

ただでさえ特別なライブである。ライブ開始直後からこんな言葉を受けて、フロアが熱を帯びないわけがない。オーディエンスが大きな歓声で応えると、そのまま1曲目として、バンド初期の楽曲「怒鳴るゆめ」の演奏が始まった。ライブ終盤のMCによれば、この日のセットリストは全てちばぎんが考え抜いてセレクトしたもの。当初メンバーに提案していた案では、「怒鳴るゆめ」をラストに据えていたらしく、彼にとってかなり重要な曲であることが伺える。そのことについての子から質問を受けると、ちばぎんは「monoくんから『幼稚園で一緒だった大島ってやつと今度バンド組むことになったんだ。そいつが作った音源なんだよ』と話があって、初めて聴かされた曲が『怒鳴るゆめ』だった」というバンド加入前のエピソードを明かしていた。


Photo by 真島洸

2曲目に演奏されたのは、1月8日にリリースされたばかりの新アルバム『児童カルテ』収録曲「るるちゃんの自殺配信」。サビでややテンポを上げるダイナミックなバンドサウンドに合わせて、観客は大きく手を上げて盛り上げる。そのあとは、「ゆーれいみマン」「日々カルチャア」とアップテンポなナンバーを披露。オレンジ色のライトでステージが照らされた「夕暮れの鳥」では、観客たちがメロディアスな楽曲にゆったりと耳を傾けていたが、バンドは「夕暮れメモライザ」「毎日がニュース」「肉魔法」といった楽曲を立て続けてアグレッシブにパフォーマンス。長年活動してきたメンバーが脱退する、そんな感傷に浸らせる気は一切ないようだ。

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